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テーマ:野鳥写真(157)
カテゴリ:野鳥の写真
親鳥達の涙ぐましい献身 友だちが餃子を食べたいというので、隣町に新しくできた中華料理店まで付き合った。お昼時というのに客は友達と自分の二人だけだった。 窓際の席に座って、ふと見上げるとツバメの巣があって、巣の中には三羽の雛鳥がいるようで、親鳥の気配を感じては口を大きく広げている。 「親鳥は忙しい」 (一回帰ってくるごとに、三羽に平等にエサを分け与えている) 母鳥と父鳥の区別がつかないが、ほぼ3分ぐらいの間隔で戻ってくるので、母鳥と父鳥が交代で食べ物を運んできているようだ。 下の2枚は自分の町で撮った別のツバメの雛である。巣立ちして間もなくであることは、体毛がまだ親鳥のような漆黒の艶が無いことからも分かる。かろうじてイノシシ除けの柵の上に止まっている。 「巣立ったばかりの雛鳥」 (不安そうに親鳥が戻ってくるのを待っている) 下の写真の雛鳥は、上の雛鳥の兄弟だろう。少し離れたところに止まっている。親鳥の気配を感じたのか口を大きく開けている。 「まだ自分でエサを獲れない」 (足元は少しふらつきながらも、精一杯に口を開いている) ツバメは今いっせいに巣立ちの時期を迎えている。親鳥はやっと巣立ってくれたと安心する暇もなく、今度は雛鳥が自分でエサを獲れるように訓練しなければならない。その一生懸命さには頭が下がる。 人間界では、子育てを放棄して子どもを死に至らしめたり、虐待する事件が後を絶たない。人間は進化を続けてなまじっか高度な思考能力を獲得したために、動物たちにも劣る凶悪な生き物になったのだと改めて感じる。 ↓ランキングに参加しています。良かったら下をクリックして下さい。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/07/21 06:58:18 PM
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