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テーマ:国内旅行(1453)
カテゴリ:国内の旅
やはりちゃんぽんは長崎が一番 「新幹線で長崎にちゃんぽん食べに行く」という野が今日の一番の目的だった。朝風呂は武雄温泉元湯の熱い湯。と言っても42度の方で精一杯、暑い方は46度だから誰も浸かることはできない。 10時すぎの新幹線は週末ではあるが自由席に余裕で座れた。嬉野温泉、大村、諫早それから長崎駅だ。所要時間約40分、各駅停車でなかったら30分ぐらいだろう。赤字にはなってないというで、当面の乗車率の目標を何とか達成したらしい。 駅前から市電に乗って新地中華街方面に向かう。昼食には早かったので、どっかに行こうとして歩いていた。オランダ坂などを歩いから、「思案橋」に行ってみようということになった。ところが思案橋という表示はあるが肝心の「橋」が見えない。 「ここが思案橋」 (アーチの飾りの下に思案橋とある。歓楽街だが昼はうら寂しい) 通りかかった若い女性二人連れに「すみません思案橋はどこですか」と尋ねたら、「えっ、思案橋はここですよ」という答え。頭上を見上げると思案橋の表示。自分は「眼鏡橋」と思案橋を混同していたのだ。 思案橋は、かつては丸山という遊郭に渡る橋だった。「行こうか行くまいか」と迷ったから「思案橋」という名がついた。今は川は埋め立てられ思案橋は欄干のみが残るという。欄干だけが残るのは、高知の「よさこい節」に歌われた「はりまや橋」と同じだ。その欄干の場所は若い女性たちも知らなかったのかもしれない。 「新地の中華街」 (フェリーで来た中国人観光客で込み合っていた) 「長崎ちゃんぽん」 (この味を覚えたら、他所のちゃんぽんは塩辛いだけに思える) 残りの時間、出島跡地に行ってみた。江戸時代にはオランダ人をこの人工の島に閉じ込めて交易を行っていた。かつて見学した際の記憶に残っているのはミニチュアの建物が並んでいるミニ出島だった。 「復原された出島」 (一部が実物大に復元され、建物の中は展示室になっていて見ごたえがあった) こうしてちゃんぽんだけでなく、ちょっとした観光もできた。自分は夕方用件が入っていたので、3人とも16時すぎの便で武雄温泉駅まで帰った。 現在西九州新幹線は、長崎武雄温泉駅の60Km しか開通していない。長崎から福岡県博多駅に行くには、武雄温泉駅で対面のホームに止まっている在来線の特急に乗り替える必要がある。長崎県側は博多駅までの新幹線の延伸を熱烈に要望しているが、メリットの少ない佐賀県知事はなかなか首を縦に振らない。 だけど、今回のように隙間時間を使って長崎プチ観光ができたことは、佐賀県民にとっても新幹線効果がないわけではないだろう。 ↓ランキングに参加しています。良かったら下をクリックして下さい。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/09/30 11:37:02 AM
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