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テーマ:草の根国際交流(89)
カテゴリ:武寧王をめぐる日韓交流
ソウル観光のハイライト、青瓦台見学
ソウルのホテルは南大門市場の近くの四つ星「グレイスリーソウル」だった。8時半にロビーに集合し、バスに乗ってほんの10分で、今回のソウル観光で一番期待していた場所に着いた。ソウル中心部の景福宮(キョンボックン)の北にある、旧大統領官邸・青瓦台(チョンワデ)である。2022年5月から一般開放されている。 「青瓦台の前で集合写真」 (李朝の創始者である李成桂が建設した景福宮があった場所にある) 昨年(2022年)就任した尹大統領は、大統領府を龍山区にある国防部庁舎に移した。そして青瓦台を歴史遺産として国民に開放した。青瓦台は王室権力の象徴であり、民主政治の理念とは違うという考えからのようだ。 「後方は北岳山(プガクサン)」 (全体が青い瓦で葺かれているために「青瓦台」という) 「旧大統領執務室で」 (むさくるしい服装ですが、もう秋の気配が近づいていました) 執務室、応接室、会議室などを見学した。大統領と夫人の肖像画の展示室も見た。任期終了後、非業の最期を遂げたり収監されたりした大統領が多い。そのことを思うと何かもの悲しい。地域間対立やイデオロギー対立、反日教育も政治工作として利用されてきた。この国の民主政治が今後もっと成熟することを祈るばかりだ。 「昼食は、チーズタッカルビ」 (辛いものと辛さを押さえたカルビの間にチーズがある) 韓国料理は、唐辛子を使った辛い物が多いので自分は苦手だった。しかし、今回は歓迎会の料理から、最終日の昼食まで美味しく食べられた。特に昼食や夕食の場合、ガイドさんが辛みを押さえたものを手配してくれたこともあったようだ。 「広い干潟に広がるシチメンソウ」 (かなり遮光性が強いバスのガラス越しのために写りが悪い) インチョン空港に行く途中、干潟にシチメンソウが見事に広がっていた。インチョン国際空港は1992年に立案され、広大な干潟を埋め立てて2001年に開港した。現在4本の滑走路を持つ東アジア随一のハブ空港となっている。現在もさらに拡大中で、この速さは、地権者の権利より国家事業が優先する韓国ならではことだ。 「インチョン国際空港」 (広々としたコンコースに近代的な各種のショップが並んでいる) 搭乗便は16時05分発の予定だったが、乗り継ぎ民の延着で1時間ほど出発が遅れた。夕闇迫る18時すぎに、4日間の旅を終えた我々は福岡空港ロビーで解散式を行った。4年ぶりの再会というのに「積もる話」ができないもどかしさ。3日坊主になるだろうけど、やはり今回も又、隣国の言葉を学ぶ必要性を強く感じた旅でもあった。 ↓ランキングに参加しています。良かったら下をクリックして下さい。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/10/19 04:32:42 PM
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