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テーマ:国内の旅(18)
カテゴリ:国内の旅
三次から米子へ
旅の常で、あまり熟睡できないままに三次市の朝を迎えた。ホテルのモーニングを食べて、8時半にロビーに出た。そこで、旅友が迎えに来てくれる時間を勘違いしていて、1時間早く出てきたことに気づいた。 そこで、ふと思いついて、昨日見かけた三次盆地を見下ろす山に登るためにタクシーに乗った。市内は薄い霧に覆われている。小高い山の上から雲海の風景が撮れそうだった。地図には「高谷山、霧の海展望台」と書かれている。 「盆地全体を覆う雲海」 (壮大な雲海だが、高い山などが見えなくて見映えがしない) 何台か車も来ていて見物客も十数名いた。もう少し時間が経てば太陽が顔を出して、違った光景になっただろう。しかし、旅友がホテルに迎えに来る時間が迫っていたので、待たせていたタクシーでホテルに戻った。 久し振りに中国自動車道を走った、というか運転は旅友のNさんである。彼女の車は広島県在住者らしくマツダ車の赤いCX-5だった。マツダ車には初めて乗ったが、これがなかなか心地よかった。ディーゼル車とは思えないほど静かでスムーズだった。自分は助手席で紅葉が始まった山並みを眺めながらリラックスして過ごせた。 「12時前には米子駅着」 (銀河鉄道999を思わせるような米子駅前のモニュメント) 米子には国鉄時代の1950年から1987年まで鉄道管理局があり、山陰の鉄道の拠点だった。交通渋滞で遅れた兵庫県西宮の旅友と合流し、地元米子の旅友を含めて4人で遅めの昼食は出雲蕎麦。その後、弓ヶ浜から日本海を眺める。 「色づく街~米子市内にて」 (この三差路を左折すると米子城への登城口の駐車場があった) 14時半過ぎに米子市内に戻り米子城跡に登る。1591年に吉川広家が、中海に面した標高90mの湊山に山城を築いた。建造物は明治初期に破却されたが石垣や天守台は残り、本丸・二の丸・三の丸の一部が国の史跡に指定されている。 「米子城より大山を望む」 (天守台からの眺望がすばらしく、大山・中海・日本海が一望できた。) 15時半過ぎに米子市内から今晩の宿泊地の羽合温泉に向かう。予定時刻より遅れ、日没が早くなっているこの時季、夕闇が迫るころに創業90年という老舗旅館に着いた。温泉に入る時間が無くて、すぐに夕食会場に向かう。 「夕食はカニづくし」 (カニを食べる時は無口になるというが、おしゃべりが絶えない4人だった) 夜も遅かったので温泉に入るのは明朝にして、同室のIさんと24時すぎまで積もる話をしていた。やはり今晩もあまり眠れそうにない。 ↓ランキングに参加しています。良かったら下をクリックして下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/11/19 03:08:24 PM
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