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テーマ:国内の旅(18)
カテゴリ:国内の旅
鳥取観光二日目
9時すぎにホテルを出て、修験道の山だった三徳山の中腹にある投入堂(なげいれどう)に向かった。岩のくぼみにせりだすように建てられた密教建築で国宝に指定されている。近年の修理で、部材の年代は11世紀末にさかのぼるとされ、平安時代に建造されたことが分かっている。 一般人の参詣は禁止で、近くから拝観するには行者道と言う険しい登山道を登る必要がある。観光の我々は県道近くの拝観所から眺めた。かつて滑落して死亡した人もいて「世界一危険な国宝」と言われている。 「拝観所にあった望遠鏡の映像」 「200㎜×1.4テレコンで撮影」 (「よくぞこんな場所に」と、厳しい修験道の時代の人々の熱量を感じた) このあと、鳥取港近くの海産物市場に行った。昨夜食べたカニがたくさん並べてあった。紅ズワイガニは2500~3500円だった。一昨日泊まった広島の山の中の三次市の居酒屋でも山陰物の海産物が売り物だった。 「カニを品定め」 (地元米子市出身のIさんが見定め、値段を店の人と交渉していた」 このあと、砂丘前を通り抜けてタイ料理を中心とする多国籍料理の店に行った。この店は鳥取市出身のNさんが予約してくれていた。いくつかの一品料理を4人でシュエして食べたがどれも美味しくて、なかなか良いチョイスだった。 「店の入り口と料理の一品」 (青い色のツゥクツゥクが目印で、レストランは階段を上った2階にある) この店からは、日本海にせりだしている鳥取砂丘が見えた。このあと、砂丘のそばに最近できたという「砂の博物館」に行った。 「チケット」 (数年前に鳥取砂丘の脇をバイクで走ったが、気づかずに通り過ぎたようだ) 今年度のテーマは、昨年度に引き続いて「砂で世界旅行・エジプト展」だった。たくさんの古代エジプトの彫像が並んだ光景は圧巻だった。砂を固めて作られた砂像からは、古代エジプト文化の質感や色合いが良く伝わってくる。 このエジプト展は、2022年がエジプト独立から100周年、ツタンカーメン王の墓の発見から100周年であることを記念して企画されたという。世界11か国、20人の砂像彫刻家(SAND sculptor)が制作にかかわったそうだ。 「館内の展示」 (22の作品が展示され壮観だった、屋外にも数点展示してあった) 砂像は鹿児島県南さつま市の吹上浜で見たことがある。吹上浜では今年は5月3日~5日に開催されたようだ。吹上浜は野外展示で天候に左右される。しかし、「砂の博物館」は、恒久的な展示施設であり長期間楽しめる。 鳥取での二日目が終わった。仲間と別れ午後4時すぎの山陰本線の各駅停車に乗った。倉吉で一度乗り換え、4時間余りかけて兵庫県朝来市の和田山という無人駅で降りた。途中で余部の鉄橋を渡ったが既に外は暗くて何も見えなかった。 ↓ランキングに参加しています。良かったら下をクリックして下さい。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/11/28 01:31:47 PM
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