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テーマ:国内の旅(18)
カテゴリ:国内の旅
1日目、20年ぶりの足摺岬
2011年に船旅で知り合った旅友との例会、今年は高知のよさこい踊り見物に決まっていた。旅友のうち一人の実家が高知県の宿毛市で、一日目の集合場所は宿毛駅に午後2時ということになっていた。 宿毛市は、全国のどこからでもどんな方法で行くか悩ましい。10年ぐらい前までは佐伯(大分県)~宿毛フェリーがあって、九州から高知県に渡るには好都合だったが今は廃止になっている。佐賀関(大分県)~三崎/八幡浜の国道フェリーはあるが、八幡浜から宿毛までの四国の西側の高速道路が未整備で時間がかかる。 結局、不本意ながら飛行機を使うことにした。出発前日(8日)にM.7.1の日向灘地震が発生し、南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」が出され。これが少し心配だったが、福岡空港9時05分発の日航機は予定通り10時すぎには高知空港に着陸した。連絡バスで昼前には高知駅に着いた。ここまでは予定通りだった。 「高知駅前に立つ三人の銅像」(JR四国土讃線ホームより) (服装からして明治維新を見ることなく早世した人物らしい)田 ※後で調べたら、この三人は坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎だった。 しかし、高知駅を発車した特急あしずり3号は、土砂災害危険個所で徐行運転を繰り返し、土佐中村駅到着が40分ほど遅れた。旅友から連絡があり、土佐中村駅まで合流した。足摺岬には宿毛駅より土佐中村駅を起点にしたほうが便利だ。 「足摺岬にて」 (2年前に室戸岬を訪ねたが、足摺岬は高い絶壁になっている) 足摺岬は20年くらい前のツーリング以来だ。M7.1の地震なんのその、波静かで広大な太平洋が目の前に広がっていた。その後、前回スルーしていた、ジョン万次郎資料館を見学する。 「資料館の冊子」 (14歳で漁に出て遭難し、鳥島でアメリカの捕鯨船に救助された) 宿では夕焼けの海を眺めながら大浴場で疲れを癒した。そのあと、おいしい山海の御馳走を食べながら一年ぶりの出会いに話が弾んだ。 「宿毛湾の夕暮れ」 (暮れゆく夕空を眺めながらの入浴はなかなか良かった) 宿毛湾は幅10㎞、奥行き8㎞の広さを持ち、戦時中は戦艦大和など多くの艦艇の公試(試験運転)が行なわれた。近年は真鯛やカンパチなどの養殖が盛んだが、数日前のニュースでは高温続きで水温が高くなり死魚が増えていると言っていた。 旅友が予約してくれていたホテル「リゾート椰子の湯」は、眺めが良くて料理もおいしい上に、スタッフのホスピタリティも素晴らしかった。 ↓ランキングに参加しています。良かったら下をクリックして下さい。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/08/21 05:45:58 PM
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