323391 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

やってみる系OJISANブロガー

やってみる系OJISANブロガー

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2019.12.21
XML
カテゴリ:書評
あなたは栄養が足りていますか?
突然に何を聞いてやがるんだ?って顔してますね。
質問を変えましょう
あなたの脳は栄養が足りてますか?
こんなふうに聞かれると、
脳には糖分が必要って聞くよなぁ
疲れたときは甘いものが欲しくなるし。
甘いものなら食べてるから、
脳の栄養は足りでるんじゃないの
って思ってるならすぐに考えを改めてください。
あなたがイラッとするのは
脳の栄養不足が原因かもしれません。
脳の栄養不足は行き過ぎると
心の病を発症することもあるくらい
軽く考えてはいけないことなんですよ
先日「あなたの脳のしつけ方」を紹介しました。
脳内神経細胞内で合成されるいろんな
脳内ホルモンのことも書かれてました。
読んでるときはなんとなく読み進んでしまったのですが、
なんとなく気になってたんでしょうね、
後日書店で並んでる書籍を眺めていたら、
こんな本が目に入ってきました。
背表紙や見開きに描かれた
「疲れたら甘いもの」は、その場しのぎなだけ。
心のゆとりは食べるものから。
と言う文句が気になり中をめくってみると、
脳内ホルモンと心の状態の関係、
脳内ホルモンを合成するのに必要な食べ物、
について書いてあったんです。
早速購入して読んでみました。
著者は溝口徹氏
1964年神奈川県生まれ。福島県立医科大学卒業。
横浜市立大学病院、国立循環器病センターを経て、
1996年、痛みや内科系疾患を扱う辻堂クリニックを開設。
2003年には日本初の栄養療法専門クリニックである
新宿溝口クリニックを開設する。
オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)療法に基づく
アプローチで、精神疾患のほか多くの疾患の治療に
あたるとともに、患者や医師向けの講演会も行い、
テレビ出演も多数。
甘いものは食べない方が良い?
先ほどの話に戻すと、
「疲れたときは甘いもの」
良く言われる言葉だし、実践している人も多いでしょう。
ところが
ストレスを受けている状態の脳が
盛んに消費している栄養素は
タンパク質やミネラルであって、
ブドウ糖ではなかったんです。
研究が進んだ結果わかってきたことなんだそうです。
疲れたとき甘いものを食べると頭が
シャキッと冴えてくるんだけどな
あなたはそう思ったかもしれませんね。
溝口徹氏は言います、
「単なるその場しのぎの応急処置に過ぎません。
「甘いものを食べて血糖値が上昇したことで起こる
一時的な変化に過ぎません」
さらに続けます、
「ストレスで失われたタンパク質ミネラルは
甘いものを食べても補給されないので
疲れを根本的に取り去ることにはならない」
ブドウ糖の補給だけじゃ足りないよ、
疲れやストレスを感じたときは、
タンパク質やミネラルが不足するから
しっかり補給しなくてはいけません
と言っているんですね。
さらに溝口先生はもっと怖いこともおっしゃっています。
「ストレス解消の手段として甘いものを食べ続けていると
徐々にこの応急処置も効かなくなってきます。(中略)
その結果、頻繁に甘いものを口にするようになり、
甘いものへの依存状態に陥ってしまったりすることがあります。
これはまさに人が様々な中毒症状に堕ちっていく過程と同じなのです」
甘いものは薬物だって言ってるんじゃないですよ、ここ大事。
ここで甘いものと言っているのは、
お菓子のような甘いものだけじゃなく、
食べると血糖値を上げる食べ物のことを言っています。
米、麺、パンなどの炭水化物ですね。
溝口先生は糖質制限を推奨されていて、
ご自身も糖質制限のために夕食には白米を食べないんだそうです。
炭水化物のような血糖値を上げる糖質を食べると、
食べた直後は急激に血糖値が上がり、
身体が血糖値を下げようとするので、
急激に血糖値が低下し、低血糖の状態になります。
血糖値が上がったり下がったり乱高下するんですね。
結果的に体の中は低血糖の状態ができてしまうんです。
低血糖の時には、集中力が落ちるし、
肌トラブルも治りにくくなるんだそうです。
血糖値の乱高下は脳に大きなストレスを与え、
心身のトラブルを引き起こすんだそうです。
糖分を摂ってるのに身体の中では
血糖値が低い状態ができてしまうなんて、
不思議なものですね。
溝口先生が3日間連続して測った結果が、
グラフで本中に紹介されていますので、
気になる方は是非ご覧ください。
糖質を食べると一気に血糖値が上がり、
そのご急激に下がるのが確認できます。
逆に糖質制限食を摂っている時には
血糖値はずっと安定していて、
睡眠時もぐっすり眠れたんだそうです。
じゃあ、何を食べれば良いの?
糖質が血糖値を乱高下させ、結果として
心身不安定にさせるのはわかりました。
じゃあ、何を食べれば良いんでしょうか?
本を読み進んでいきます。
勘の良いあなたならすぐに気づくと思いますが、
タンパク質をたくさん食べましょう。
肉、魚、卵を中心とする食事をとり、
米やパン麺類はできるだけ控えるのを
溝口先生は進めていらっしゃいます。
あなたは今こんなことを思いませんでしたか?
「肉ばかり食べてたら、
太る
コレステロール値が上がる
動脈硬化が心配
溝口先生はこう反論します。
肉は太らない
1920年代に2040代の男性2名が
1年間肉だけを食べると言う実験に臨んだそうです。
毎日2500キロカロリー以上の肉を食べ続けたと言いますから、
牛型ロースなら600g以上を毎日食べ続けたことになります。
二人とも体重が増えるどころか穏やかに減少したんだそうです。
健康状態はに問題はなく、動脈硬化が疑われるような
変化も見られなかったそうです。
コレステロールは良く悪者扱いされますが、
これってウサギに卵を食べさせ続けたところ、
血管にコレステロールが沈着して動脈硬化が起きた実験結果が
コレステロールは悪者の根拠になっている
この事実を知ってましたか?
草食動物のウサギに卵を食べさせるって
まともな実験じゃありませんね。
コレステロールはストレスに打ち勝つために
脳内神経細胞で作られる脳内ホルモンの材料になるので、
コレステロール値が低いと、ストレスに弱く
イライラしたり、塞ぎ込んだりと
精神的にも悪影響が出るんだそうです。
食事制限でダイエットしている人が、
起こりっぽくなったり、すぐに落ち込んだりするのは
コレステロール不足で脳内ホルモンが
合成できないことが原因なんでしょうかね。
肉を食べることの利点はまだあります。
鉄分をはじめとするミネラルやビタミンB群を
たくさん摂取できることです。
脳内神経細胞で脳内ホルモンを合成する時に、
タンパク質は原材料となりますが、
合成する時にミネラルやビタミンB群の助けが必要なんだそうです。
鉄分は血液にも必要だと言うのは有名ですね。
心の状態と食べ物はこんなに密接に結びついていたんだ。
さらっと本の内容を解説をしてきましたが、
食べるものによって心の状態まで
影響を受けるなんて驚きですよね。
タンパク源である肉、魚、卵が重要なので、
これからどんどん食べていきたいと思います。
自分はどの栄養素が不足しているのか気になったんですが、
どの栄養素が不足しているのかがわかる
チェックリストが本に掲載されています。
あなたも本を手にして調べてみることをお勧めします。
怒りっぽかったり
イライラしたり、
気分が沈みがちだったり
もしかしたら、栄養素が不足していることが原因かもしれませんよ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019.12.21 20:11:12
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X