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August 19, 2006
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カテゴリ:脳と身体


お待たせしました。

といっても誰も待っていないと思いますが、とにかく集中力が養われる呼吸法をご紹介します。



集中力とは脳の機能を効率よく引き出す最適なアイテム(?)ではないでしょうか。

集中力が養われれば、脳力が養われ自分をコントロールできるので結果的には頭が良くなるのです。


ところで集中力には大きく分けて2つあります。

1つは思考や記憶などを司る集中力、もう1つは身体の機能を司る集中力です。

それにならって、呼吸法もそれぞれ2種類あるのです。

これらの呼吸法を目的により使い分けます。

思考や記憶などを司る『静の集中力』を養うには下記のような腹式呼吸法を用います。

A.先ず呼吸法を行う前に、自分が何について考えたいのか、あるいは何について集中したいのかを明確にする

B.下腹部を意識的に徐々に凹ませ、横隔膜を肺の方へ上に収縮し、約10秒くらいで肺の空気を吐ききる

C.この時体内の二酸化炭素や老廃物が残らず排出されるイメージと共に吐き出す

D.肺が完全に空になったら凹ました下腹部の筋肉を緩め、お腹が出るようにして約4秒くらいで肺を新しい空気で満たす
お腹の筋肉を緩めるだけで息を吸うことを意識しなくても自然に空気が肺に入ってくるようにする

E.この時吸っている約4秒の間は良質の酸素が肺を満たし、体内へ取り込んでいるイメージと共に吸う

F.吸いきったら約4秒そのまま息を止める

G.この時息を止めている間は考えたいこと、あるいは集中したいことを司る脳細胞に良質の酸素が送り込まれ、その細胞がONになるようにイメージする

A~Gを5~10回繰り返す

この呼吸法は試験や何かの本番前に緊張をほぐしたい場合にも非常に効果的なので是非試してみてください。


2つ目の身体の機能を司る『動の呼吸法』は丹田呼吸やヨガ呼吸に近い呼吸法を適用します。

a.先ず自分の身体のどの部分をどうしたいのかを明確にする

b.ヘソの下の部分を凹ませながら、横隔膜を肺の方へ上に収縮し8秒くらいかけてゆっくり息を吐く

c.この時『静』の場合と同様に体内の二酸化炭素や老廃物が残らず排出されるイメージと共に吐き出す

d.吐ききったら息を止めないで、ヘソの下の部分は凹ませたままゆっくり8秒くらいかけて息を吸う
(感覚的には腹式呼吸というより横隔膜だけを使った胸式呼吸にちかいかもしれません)
この際両手を胸の前で合わせると肺の体積容量が増加し、酸素を多く取り入れることができる

e.この時息を吸っている間は自分の身体のコントロールしたい部分を司る脳細胞に良質の酸素が送り込まれ、その細胞がONになるようにイメージする

例えば、胃が悪く困っている人は胃をコントロールしている脳細胞をイメージし、ストレッチや柔軟運動を行う人はどこの筋肉を収縮しどこの筋肉を弛緩させるかを考えてそれらをコントロールする脳細胞をイメージすればよいのです。

これは静の呼吸法にもいえることですが、脳細胞なんて考えたことなくて具体的にどうすればいいのかわからなくても全く問題ありません。

とにかく、そう思うだけでも効果は十分にあるのです。

ちなみに、動の呼吸法の『d.』のように左右の掌を胸の前であわせたり、頭の上であわせると、古来から伝わる武術の礼のポーズであったり、ヨガの太陽礼拝のポーズなどに近いポーズであることにもうお気づきですよね。

あるいは、仏教の禅などのポーズも腕こそ下がってますが、これらは皆呼吸しやすいポーズなのではないでしょうか。

全ての基本は呼吸から成り立っているといっても過言ではないでしょう。

呼吸で自分の全てをコントロールできるのです


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最終更新日  August 19, 2006 10:04:12 PM
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