094118 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

SHOZO~ぼくはこうして世界の四大アーティストになった~

SHOZO~ぼくはこうして世界の四大アーティストになった~

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

嶋本昭三

嶋本昭三

Freepage List

Comments

コメントに書き込みはありません。

Favorite Blog

まだ登録されていません
2005.09.29
XML
カテゴリ:記事
1950年代から半世紀もの年月ヘリコプターから地上に絵具を炸裂させる絵画など独自のアクション・ペインティング&パフォーマンスを繰り広げてきた嶋本昭三。
齢77を迎えた2005年、初夏およそ100人のアーティストを率いて敢行されたイタリア関連アート・プロジェクトの旅、その記録-




~ヘリ・パフォーマンスinトレビ&ナノテクinレッジェ・エミーリア~


嶋本もまた、さらにもうひとつの<限界>を超えた。

新しい「絵画の場所」、歯ブラシの毛先に描かれた絵を発表したのだ。

「大きくなければおもしろくない。大きいほどおもしろい」
と語り、25メートル四方もの巨大キャンパスを使ったこともある男が、
京都立命館大学の杉山進教授の技術サポートを得て、顕微鏡でしか見えない
「世界最小のキャンパス」、直径200ミクロンの歯ブラシの先に、
レーザーを使って絵を彫り込む。

結果、他のアーティストたちも参加し、歯ブラシの毛一束に22人の絵が描かれた。

「ナノ・テクノロジー+アート」だ。

遠藤保子、こだまこずえ、紫舟ら、踊るパフォーマーの身体をキャンパスに、
歯ブラシの映像照射も行われた。


嶋本は語る。

「フラメンコを踊った浦上豊子なんか、レゴのかけらを何百も、顔や衣服に貼り付けて。
その上に歯ブラシのナノ・アートが拡大されて重なると、ふたつが混じってそれぞれの元々の限界を超え、まったく別の新しいアートが生じてくる」



→次回に続く




アンドレア・マルデガン(アート・コーディネーター)=文






「美術手帳」9月号より






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.09.29 16:12:53



© Rakuten Group, Inc.
X