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カテゴリ:松本零士作品
というわけで、999の車掌さんには実は息子
がいたという衝撃の事実が明らかになった前話 からの続きである第3話を見ました。ラストで ほとんど誰もいない銀河鉄道局から抹消された 惑星ヒーライズなのに、いきなりビルやら建物 がにょきにょきと生えてくるという謎の展開 からどうなるかと思っていますと、その生えて くる建物を避けながら巧みなハンドル捌きで 進んでいく鉄郎と有紀。そんな2人の乗る車に 攻撃をしかけていくビルとまぁ、なんで生えて くるだけにとどまらず攻撃システムがあるのか ちょっと理解できなかったですが、999では ありがちな展開だっただけに僕的にはぎりぎり セーフ。同じように一足先に惑星から離脱した ビックワンのモニターで車の様子を見ている クルーたちの突っ込みがなかなか面白かった です。攻撃を避け続ける2人に対して「無茶よ、 有紀くん」というクルーのルイ。いや、運転 してるのは有紀じゃなくて、鉄郎なんですが…。 攻撃にさらされ続ける有紀たちを助けようと ビックワンから援護射撃をするのですが、今だ 生え続けるビルから逆に迎撃システムが作動 するってどういうシステムなんだか。 突然の回想シーンでいきなり赤ちゃんを抱いた 2人の夫婦が出てきたと思ったら、定刻より 早めに出発した999の車両の連結のところに 置かれている赤ちゃんを見つけた車掌さん。 999が発車しているホームには自分たちの 赤ちゃんを頼むと車掌さんに叫ぶ2人の姿が。 あらま、車掌さんは実の親じゃなくて育ての 親だったとは。それならそれで納得できるの ですが、999って確かパスを持ってない人間 が乗車したらわかるんじゃなかったっけ、とか 思ってしまいましたが、その赤ちゃんがキリ アンだったとは。前話でトイレと言いながら ビックワンから下車したキリアンがいつまで 経っても帰ってこないのでいきなり始まった どたばたのせいでどこかで卒倒しているんだろう とデイビットは愚痴りながら探しに列車内を 探しに行くのですが、まさかにょきにょき生える ビルに巻き込まれることなく屋上で本当に卒倒 しているのにはちょっと笑わせてもらいました。 にょきにょきと生えるビルたちを切り抜けた 鉄郎たちでしたが、メーテルと車掌さんを助け に行くのはSDFの仕事だと鉄郎には待つように 言う有紀と言うことを聞かない鉄郎。いや、 だから鉄郎って機械化惑星を倒した有名人じゃ なかったの?そんな押し問答を続けるうちに 殴り合いになるのはよくわからなかったんです けど、2人ともおなかが鳴るというトラブルで まずは腹ごしらえ。ラーメンを食べて和んだ ところで2人揃って救出に向かう一方で、機械化 人に襲われるキリアン。って、SDF隊員なのに 拳銃を持ってるにもかかわらずなかなか撃たない で逃げ惑うってどこまでへたれなんだか。まるで どこかの悩める王子を彷彿とさせるのは中の人 が同じだからでしょうか。捕らわれたメーテルと 車掌さんを救出するのに一悶着があり、結局車掌 さんと有紀とキリアンだけ脱出できて、鉄郎と メーテルは捕らわれたままだったのですが、ここ に来てようやく意味深に悪役をやってきたモデスト の目的が語られ、それに至った理由をヒーライズが 経緯を知る証人であるメーテルと車掌さんの口から 明らかにされ、ようやく面白くなってきました。 人質を返してほしければキリアンを寄越せという モデストに対してどのように対処するのか、次回の 最終話が楽しみです。次回予告にまったく映像が なく、文字だけとナレーションだけだったのには 某アニメを彷彿とさせるものがあり驚かされて しまいましたが。 銀河鉄道物語~忘れられた時の惑星~第3話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.08 23:22:00
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