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テーマ:今日聴いた音楽(75620)
カテゴリ:音楽な話
仕事から帰ってきて晩御飯を食べながら何のテレビを
見ようかと思ったときに、ちょうど僕が帰るまで見て いたチャンネルのまま放置していましたら「誰も知ら ない泣ける歌」という番組が始まりました。 僕はもちろん、それまで見ていた親もその番組を見る のは初めてでどんな番組が始まるのかと思えば、視聴者 アンケートによって泣ける歌を募集してその歌に纏わる エピソードを聞きながら歌を聞くという番組でした。 他には特番しかやってなくて、何だか予告を見る限り では面白そうだったので見ていたのですが、1番目に 紹介された歌がこの「親愛なる母上様」という歌でした。 この歌は、21歳の若さでこの世を去ってしまった 若者が、亡くなる前に大学進学のため神戸へ下宿する ことで実家を出るときに母親に書いた手紙を歌にした ものです。 そう、この神戸へ下宿するというのがこのエピソードの すべてを物語っていまして、この手紙を書いた若者は あの阪神淡路大震災によって住んでいたマンションの 下敷きになってしまい、その短い生涯を終えてしまった のです。 この歌は震災後十数年してからインターネットの震災 追悼サイトで手紙を見て心を打たれた奥野勝利氏が手紙 にメロディをつけたものだそうです。 実はこの歌のエピソードを聞いてて思い出したのですが、 僕は以前にラジオでこの話を聞いたことがありました。 そのときは紹介だけで、歌までは聞いたことはなかった ですし、その手紙の内容もラジオ番組では紹介されて いなかったので、この番組で初めて聞いたのですが、 聞いていて不覚にも涙があふれてました。 詞の内容をよくよく見ていくにつれこれほどまでに感謝と 希望に満ち溢れている手紙を僕は見たことがなかっただけ に、余計に胸に迫り来るものがありました。 こちらのページで視聴できますので、ぜひとも一度聞いて みてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.15 23:35:54
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