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カテゴリ:伝承するもの
いつも日曜の夕食に我家にやって来る長男家族 長男は食事の後、 先月、私の実家で観た懐かしいビデオの話から 自分の父親の思い出話を8歳の長男に語っています。 「おまえの親父さんは堂々としていてカッコよかったなぁ~!」 とパパの友達や先輩達に言われていたんだ。と 8歳の子にとっておじいちゃんのお話をしています。 そこから今度は自分の子供の頃の話に・・・ 小学3年で少年野球に入った時のことを わが子も同じ8歳で野球を始めたところです。 「パパはね、子供の頃、決して野球は上手いほうじゃ なかったんだよ!でも野球が好きだったんだ・・! 監督やコーチが”こんな練習をしてみなさい”と言う のを意味はわからなかったけど、言われた通りにして みたら、出来なかったことが出来るようになったんだ。 それでなるほど~と後から分かるんだよ~ だから教えられたことは素直にやってみるといいよ。 中学に入ってからは部活から帰って来てさらに家で 素振りをしたり走り込みもしたんだ~! それではじめて自分に自信が付くんだよ。 試合の時にパパはピッチャーをしていたから バッターと勝負する時には”あれだけ練習をしたんだ から俺は自信があるんだ”と自分に言い聞かせ 気合で投球したんだよ・・・ 練習を辛いと思わず続けられたのは、野球が好きだ! ということ。 それが勝負の時に生きるんだ! 自分の心に勝つことなんだ! 相手じゃないんだよ! 練習をしたことが大きな自信になるんだ!! でも負けることも怖がらなくていい! 一生懸命に全力を尽くした結果であればいいんだ! 悔しさでまた自分を鍛えようと奮起するのさ・・」 自分の子供の頃を思い出し、わが子に伝えています。 父親の話にちょっぴり緊張しながら聞き入っている 8歳の子どもは父親の目をしっかり見ながらうなづいて いました。 私はその様子を見守りながら 夫が長男の野球を応援に行っていた昔を思い出しました。 あれから25年 夫→長男→長男の子どもへと 男同士の野球談義が伝承されていくのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月11日 21時10分56秒
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