|
カテゴリ:伝承するもの
2009年になってから 心に浮かぶ言葉があります。 人生の終わりを喜びで終わらせたい! この言葉が、私の心の奥底にあって はっきりと浮き上がって来たことに気づきました。 同居している86歳の母が望むこと ”自分の住み慣れたところから離れたくない” ”自分の思い出の詰まったこの家で 人生を終えたい” 昨年までは、義理の仲にあたる私に遠慮して 「呆けたら娘に面倒を見てもらうからね。」と言っていた母は、 それを言わなくなりました。 ”子供に還っている~!”と感じることが多くなってきました。 たまに、駄々コネもするようになり、 あの、しっかりものの母が、老いていくのを感じます。 今朝のテレビ番組でこんな数字が、紹介されていました。 自宅で亡くなる人の時代推移が下記の数字です。 1951年 2007年 ↓ ↓ 82.5% 12.3% 医療体制の変化と家族構成の変化があるようです。 そして街頭アンケートから ◎ 自分の最後をどこで過ごしたいか? 78.9% の人が 自宅 を選んでいます。 しかし、その78.9%の人に それが可能か?と尋ねると 可能 22.3% 無理と思う 55.1% その理由に 家族に迷惑を掛けるから・・・84.6% という言葉をあげていました。 また、本当は自分の家で過ごしたいけれど、身内もいないし 頼れる人もいないから・・・と仕方なく施設に入居する人。 核家族になったことで、お年寄りを自宅で介護する人手もなく 仕事に追われる家族を思い、遠慮するお年寄りもいるでしょう。 そして、自分が動ける間は、人のお世話にならないと言って 一人暮らしをしているお年寄りに”孤独死”が この8年間で なんと”3倍”に増えているそうです。 身近なお年寄りや親の姿は、”自分の未来の姿です” 自分が、どのような未来を過ごしたいか、しっかりと見つめ この人生、好かった~! ありがとう~! と言って終えたいものです。 映画” おくりびと のアカデミー受賞から「死」についての 話題に脚光を浴びるようになり、好い社会現象と感じています。 沢山の方が、自分の未来の姿をイメージし、どんな生き方をしたいのか? 今、出来ることから 例えば 近所や地域のお年寄りに声掛けし 「遠くの親戚より 近くの他人」の威力を発揮し 素敵なシルバー時代を過ごしたいと思います。 私は宣言します! 人生の終わりを喜びで迎えるように 創意工夫させていただきます。 第一線を引退しまだまだ活躍出来る皆様に お知恵とご協力いただけますようお願い申し上げます。 ”すべてに 愛・感謝 ! ” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月02日 01時39分56秒
コメント(0) | コメントを書く |