羊蹄登山
13,14日の一泊2日の羊蹄登山は、太平洋高気圧の影響で30度を超える猛暑の中でのスタートでした。平年の夏の最高気温が、26度を超えることが、数日しかない、涼しい苫小牧に住む私にとって驚く気温です。ちなみに今日15日は、苫小牧の観測史上初めての35.5度を記録したそうです。話を戻し、13日の暑さ真っ盛りの11時15分に総勢14名で登山口スタートをし、最初は、心臓破りのような深い木々の中で傾斜の険しい道のりもあり、これから先がどのような道なのか、想像もつかず歩む道のりで、ホッと心が和む野生のアジサイを見つけました。3合目を過ぎると、周りの木々も少し丈が低くなり、周りの景色が見える場が増えてきます。今回は、3回分の食事と自分の飲料水も自分が持つため、大きなリュックを背負っての登山暑さで体力、気力が限界になりそうになると、蝶が現れ、道を案内してくれます。それが何度も続きました。途中から私の生まれ故郷の洞爺湖が見え始め、また元気を頂き足取りが軽くなります。9合目あたりでの洞爺湖、そして左後方にかすかに樽前山の姿が見え、また、もっと先に駒ケ岳が・・この登山で、ひとつのコツを体得しました。それは、水を効率的に摂取することです。多分、テレビ番組で見て記憶にあったのではと、想いますが、水を口に含み、口の中を充分に潤わせることこれは、感覚的に渇きを満たすもので、喉に水をゴクゴクと送ってしまうより、量が少なくても充分に満たされます。そのお陰で、500mlのペットボトル3本で間に合いました。生物にとって水は、命をつなぐ掛替えのないものだということをこの登山から学びました。災害時に現場で被災者が、インタビューに応えているのは、「呑めるお水がほしい!」と口々に言われます。この雄大な羊蹄山に積もる雪が長い年月を経て麓に湧き出しています。 つづく