知人から誘われた講演会
テーマ 「戦争をしなくてすむ社会を作る」という言葉が気になり参加してみました。話の内容がスライドと図とグラフを用いているので分かりやすく、なにより緊迫感を感じさせないところが好印象。ただし、話の内容は次元が高いと感じました。2010年がオイルピークということでその後は売り手市場になっていくこと。今起きている戦争はそれにまつわることいかに主導権を握るかという欲がうごめいている。次に環境問題に移り、国内の二酸化炭素の排出量の話で167の工場の排出量が全体の半分を占めていること石炭火力発電所の中で 東京電力は60%のエネルギー変換率ところがジェイパワーは30%とエネルギー交換率が非常に低いそのロス分が二酸化炭素として排出されている現実。企業の自助努力の大切さ。私達一般家庭からの二酸化炭素の排出分は全体の13%程度電気使用量のピーク時対策の妙案は、今までは年間のうちのたった10時間のために発電所を増設していたためピークの時に使用量が減るように仕向ける対策の提案。京セラの米国子会社は「電力負荷制御」プランで省エネ賞を受賞し、発想の転換により対応できることを説明され納得しました。そして、市民主導の自然エネルギー社会は、私達の意識次第で石油依存社会から転換出来るところに指しかかっていることを示唆してくださいました。講演者の企画で非営利の銀行未来バンクを設立し、その関連で音楽家の坂本龍一さんなどが設立したAPバンクも知られています。あと北海道の農業に関係があるオーストラリアからの輸入これは道内のものが高いようですが、輸入品は石油の非課税の関係で安いのですが、本当は移動のコストが掛かっていてトリックでしかなく、地産地消が一番ということです。このお話をして下さったのが 田中 優 氏 パソコンで検索できますよ。21世紀に生きる私達は賢い市民になり、争わずに共生の世界で生きていけるようになりたいと実感しました。私達が望めば、実現出来る世界です。