■信州そば焼酎 「二八」」(にはち)@喜久水酒造株式会社(長野県飯田市鼎切石 4293 ; TEL 0265-22-2300) :
2007年12月15日にレポートした長野県飯田市の「米・麦焼酎 OTO」のレポート以来の第2弾。本日はそば焼酎でありんす。ビンの裏ラベルに記してあったデータは以下の通り。
*原材料割合・産地 : そば 80%,米麹 20%(麹米は「美山錦」) ; 長野県
*麹の酒類 : 黒麹
*醸造地・取水地 : 長野県飯田市
*検査年月日 : 平成17年7月16日
*蒸留方法・蒸留地 : 常圧蒸留方式,飯田市
なお,アルコール度数は「28度」と,初めて見た数値でした(ふつうは「25度」です)。 また,近頃制定された「長野県 原産地呼称管理委員会」認定品の由。
まず一言で結論を申せば,,,
ウミャイ!!
ヘ(^^ヘ)ヘ(^^ヘ)ヨイヨイ(ノ^^)ノ(ノ^^)ノヨイヨイ
スクリューキャップをねじ切って開栓した瞬間から,「これは行けそうじゃ♪」と思わせる引き締まった「蕎麦蕎麦しい」香りが鼻腔に突き刺さってきました。アルコール度数が高いので一瞬ツーーンとした感はありますが,原材料の存在感が極めて濃厚な香りなので,単にツンツンと来るわけではありませぬ。他にムギワラを嗅いだような素朴な香り,枯れた杉の葉ような香りも感応しました。
こうなれば「水割り」などしは「もってのほか」思い,ついては「ロック」もやめて,単に「生(き)」で飲みまいた。口唇に注ぎ入れ前舌面を過ぎ,そして後舌面に至るあたりで,今度は口の内側から鼻腔が刺激されまいた。芋焼酎で時として感応される吟醸香には無縁ながら,とにかく「蕎麦蕎麦しさ」全開! ほんでゴックシと嚥下してみればあふれんばかりの「返り香」押し寄せ,それでいて咽せる(むせる)ような不快な刺激は全くナシと(*^_^*)。
むむむ,これは「蕎麦焼酎はサラッとしてて物足りなし。やっぱし焼酎はイモじゃ(キッパシ)。」と思っていたワタクシも脱帽ですじゃ(^_^)。
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喜久水 信州そば焼酎 二八(にはち) 常圧蒸留 28゜ 720ML