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カテゴリ:焼酎体験記♪
■芋焼酎「風たん(ふうたん)」:吹上焼酎株式会社@鹿児島県南さつま市加世田宮原1806 -------------------------------- おことわり: 商品名の「風たん」の「たん」の字は立心偏に「単純」の単の字を書くのですが,どうにも文字が出ず,やむを得ず平仮名としましたm(_ _)m。 -------------------------------- 生産者:若松 浩(代表者) アルコール度数:25度 使用芋:栗黄金(くりこがね) 使用麹:米麹(黒麹) 蒸留方法:常圧 久々のレポート記入であります(「飲むこと」自体は直近の一週間を除き,ずーっと続けておりまいた)。 例によってワンコ行きつけの「トリちゃん」にてキープ(してきたはずが,またぞろ例によって2回分持つかどうか心許ない)お品(^o^) 飲んでみれば,,,,とコメントする前に,そもそも原料の栗黄金ちゃんとやらが,(黄金千貫ちゃんなんどに比し)どえりゃあ珍しい品種なのじゃそうな。なんでも当地で「7軒しか栽培農家がいない。」由。 で,改めて,,飲んでみれば,,,って,ワンコはいつもロックで飲んでばかりいて,そのくせレポート上では「お湯割りの方が より『らしく』なるのでは,,」なんどと想像話をカキコしてきたけん,本日は「ワンコ手術クリア記念 ----- パァーーーっと飲むぞ!」会にかこつけて(なんかムリがあるのぉ,,^^;),ロックとお湯割りの両方で試してみたってえわけだす(^_^)v ついては,,,ワンコの結論的にはこのお品は「お湯割り」のほうがよいのん。 ロックだと,飲み口が「硬い」と思いまいた。でもこれは否定的な言辞ではなく,例えば夏などの暑い環境で一気に「キューーーッ」と飲(や)って吉という風情。 ついては不思議なことながら(且つあくまでも個人的見解ながら),その吟醸香に常ならぬ,敢えて言ってみれば白ワインに通ずるような香りを感応したのでありまする。すなわちリンゴの中心にある「蜜」の部分,あるいは洋ナシといった,その道の方々なら分かって頂けそうな「辛口シャルドネ仕立て」とは逆を行く甘やかな酸味を感応致しまいた。そういうわけで,いわゆる「芋は臭いからイヤ」な方が飲めば,いい意味で「匂いの少ない納豆。だから嫌いなヒトも食べられるぴょん♪」的な親しみやすさを感じるのでは。 一方お湯割りでは,,,このお品はいわゆる高級(高額?)芋焼酎によく感応される「高貴な」吟醸香とはなにがしか「住む世界を異(こと)にする」風情を感応。すなわち火山灰と黒麹があいまった,よい意味での灰っぽさ,泥炭ぽさのような,いかにもこの地域でのお品という固有性を味わったことでありまする(生産地は開聞岳を間近に見上げる地域)。ウィンになぞらえれば「テロワールが十分に意識される」ということでありませうか。 要は,イモ(焼酎)のお味のバリエーションはどんどん広がりつつあるのぉ,と感心させられた次第でありまする(^_^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.02.13 01:42:54
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