カテゴリ:崎谷はるひ
崎谷はるひさんの「キスは大事にさりげなく」・「夢はきれにしどけなく」の続編「恋は上手にあどけなく」を読みました(どーでもイイけど題名が長い)。
3巻目は変態じじい・福田との対決。 福田じーさんは藍の父・衛を手込めにしていた人物ですが、衛の死後も異常に執着。 「白鷺溺水」と藍を狙っています。 志澤は福田の罠にかかり警察の取調べを受け、拘束。 藍は福田に脅され、志澤の祖父・靖彬に助けを求めます。 靖彬は水戸黄門級に力があるおじいちゃんですが、けっこうなタヌキ・・。 かなりイイ味を出していました。 物語後半は藍が福田のもとに単身乗り込みっ。 そこで衛の淫らな写真を見せられますが、藍の発した言葉は・・ 「これをあなたは、知靖さんに見せましたね」。 藍は自分がショックを受けるより、先に写真を見た知靖の衝撃を心配したわけで・・ とにかく優しいっ!! 3巻はひたすら藍の想いと包容力が強調され、Hシーンも志澤が甘える雰囲気。 長~い××場面も飽きずに読書できました さて、今回可笑しかったのが志澤の思い出し笑いとハイジ。 事情聴取中に藍の言葉や仕草を思い出し、ニヤつく志澤。 ・・不気味です! 取調べをした元木刑事には同情したくなりました~(笑)。 ハイジは・・ 朋樹が藍をハイジのよーだと形容する台詞があって、 以前1巻を読んだ時に「藍はハイジ」とレビューに書いた覚えがあったのでふき出しました~。 藍の「おじいさん」には、やはりそーゆー意図があったのですね(笑)。 (1巻レビューはここ) このシリーズは今回で終了。 ちょっと残念ですが、二人の甘甘パワーで妖怪・福田も退治したことですし、 弥刀の相手が気になりつつも満足です。 藍と志澤のお互いを思いやる気持ちがとてもイイ読後感でした。 *2巻レビューはここ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.02 17:01:53
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