カテゴリ:崎谷はるひ
崎谷はるひさん・11月の新刊『不埒なモンタージュ』を読みました。
(連日崎谷さん♪) 前日UPした「恋は乱反射する」に引き続き、年の差ラブです。 今回は年齢差17歳(崎谷もの最高記録??) 高3の未直と35歳・刑事三田村の物語です。 未直は自分の性癖に悩み新宿へ行ってみますが、そこで売春と誤解され絡まれます。 それをたまたま通りかかったヤクザ風の男・三田村に助けられ、 自分の事情を相談しているうちに三田村を好きになってしまいます。 未直はホモだということで家族から見放され、結局三田村の家に転がり込み同居。 当然関係を持ちますが、自分の進路や家族との関係、三田村の正体など 先の見えないことが多く不安定になって行きます。 三田村からの携帯メールに一喜一憂する未直は健気で可愛くて不器用。 家族から絶縁され、帰宅しない三田村を待つ未直はとても切なかったです・・。 が、その後三田村の捜査中の事件に巻き込まれ、不透明だった部分は一気にクリア ラストは未直の家族を丸め込み、マンションまで用意して「嫁に来い」状態の三田村 「じゃあ、未直がお嫁さんになるようなものなのね」という未直・母発言は可笑しかったですが、 粗野なようで優しい三田村にもらってもらってよかったです(笑)。 巻末のSS「好きにさせないで」もとても面白く、Hをし過ぎてどん底まで落ち込む三田村が笑えました~。 最近の崎谷本はけっこう余談が多いのか(例えば登場人物の仕事内容とか・・)分厚い本が多く、 この本も過去最高と思われる厚み。 でも今回はグルグルな心理描写がたくさんで、もちろんHもたくさんで、 崎谷さんお得意の天然で、謙虚で、可愛い・・ そしてエロエロでちょっとおバカな受クンが大活躍でした~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.04 22:44:45
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