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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2012年01月09日
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テーマ:糖尿病(2614)
カテゴリ:糖尿病について
タイトルのことを述べているのはキャンベル博士。
昨日の記事の続きを聞いてみましょう。

牛乳の影響に関して注目すべき報告書が、すでに1992年、
『ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン
(ニューイングランド医学情報誌)』に発表されている。
フィンランドの研究者が、四歳から十二歳の「1型糖尿病」の子供の
血液を採取し、ウシ血清アルブミン(BSA)と呼ばれる
「牛乳の完全に消化されなかったタンパク質」に対して
血液中に形成された「抗体」レベルを測定した(抗体とは、異物
〈抗原〉の疑似物、すなわち「鋳型」であることを思い出して欲しい)。
同じ測定を非糖尿病の子供にも行い、2つのグループを比較した。
「牛乳」のタンパク質に対して「抗体」がある子供は、以前「牛乳」を
摂取していたに違いない、と思われる。
このことは、そもそも「抗体」を形成させるためには、「牛乳」の
未消化タンパク質の断片が、その子供の血液に入っていなければならない、
ということを意味している。
この研究者らは、目を見張るような発見をしている。142人の
糖尿病の子供の「抗体」を測定したところ、全員のレベルが
3.55よりも高かったのだ。一方、29人の正常は子供では、
どの子供も3.55以下だった。
健康な子供と糖尿病の子供の間で、「抗体」レベルが重なり合うことは
全くなかった。糖尿病の子供は全員、「牛乳に対する抗体」のレベルが
非糖尿病の子供全員の数値よりも高かったのである。この事実は、
次の事を意味している。

・「抗体」の数値が高かった子供は、牛乳をより多く摂取していた。
・「抗体」の増加は「1型糖尿病」を発症させる可能性がある。

この結果は学会に衝撃を与えた。この研究を画期的なものにしたのは、
糖尿病の子供と非糖尿病の子供の抗体反応が完全に異なっていた点にある。
この研究やそれ以前に始められた研究が、その後急増する不随研究の
口火を切り、この傾向は今日もなお続いている。

【出典】
【送料無料】葬られた「第二のマクガバン報告」(中)

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最終更新日  2012年01月09日 20時26分36秒
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