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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2012年01月23日
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テーマ:糖尿病(2614)
カテゴリ:糖尿病について
と述べるのは森下敬一博士。

「ではどうすればいいの?」

続きを聞いてみましょう。

病気の治療のためには(病気になった過程の)逆をやればいい。
つまり、血液が汚れて病気になったのですから、治すためには、
まず何よりも血液をきれいにすることが大事なのです。

「どうやったら血液をきれいにできるの?」

まず腸の状態をよくしなければなりません。
あらゆる栄養素は腸から吸収されて、肝臓に送られ、体の
隅々の細胞まで届けられます。体は、その栄養素を使って
新陳代謝を行っているのですが、その一番最初の、腸から
吸収される段階ですでに不具合が起こっているというのが、
現代の生活習慣病と呼ばれているもののほとんどの原因です。
そしてその大元の原因は、じつは腸にいく栄養物として、
「人間何を食べるべきか」という大命題、つまり
食事内容の問題となってきます。

「じゃあ、悪い食事内容ってなんなの?」

動物性タンパク質中心の食生活です。日本人は欧米人に
比べて肉食の習慣が非常に短い。これほど多くの肉類が
一般的に食べられるようになったのは、戦後もここ20年ほどの
間です。戦後の復興期を通じて食肉の消費が急激に伸びましたが、
それに比例して、糖尿病や癌などによる死亡率もまた
急速に上昇しました。
明治時代まで肉類をほとんど食べなかった日本人は、肉類を
うまく消化するシステムが生理的に組み上がっていないのです。
遺伝的に消化酵素などが発達していないのかもしれません。
経済だけが急速に発展したので、肉の消費が伸びましたが、
体のシステムはついていっていないのです。
それでどうなるかといいますと、消化しきれない動物性
タンパク質は、腸の中で腐敗して、数々の毒素を発生させる
ようになります。これが一番の問題です。その毒素の一部は
腸管から吸収されて肝臓に行きますが、肝臓もすでに
オーバーワークとなり、疲れがでてくると、それらを充分に
解毒できなくなります。その毒素が垂れ流し的に血液の中に
流れ出し、各細胞にとどけられるのです。
すべての病気はそこから始まります。

「では血液の汚れと糖尿病とはどういう関係があるの?」

糖尿病は細胞がエネルギーである糖分を受け取らないために
高血糖の状態が続く病気ですが、なぜ細胞が糖分を
受け取らないかが問題です。それは恐らく血液中に毒素が
多いために、細胞の働きが弱まり、受け取りを拒否している
とも考えられるのです。
癌なども血液中の毒素が引き起こす病気です。癌は一つの
細胞や臓器組織の突然変異による病気ではなく、血液の汚れが
招いた全身病なのです。全身の血液が汚れていると、
すべての細胞や臓器組織はダメージを受けますが、とくに
遺伝的に生理機能の弱い部分に癌として発症するのです。
そのことを考えないと、糖尿病も癌も治らない病気、
不治の病となってしまいます。

【出典】
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最終更新日  2012年01月23日 21時04分29秒
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