テーマ:低血糖、糖尿病の初期症状(4)
カテゴリ:糖尿病について
それはそうでしょう。 「低血糖起こす糖尿病患者は、心筋梗塞リスク高い」 というのだ。それはそうだろう。糖尿病は明らかに病気なのだから、 ほかの病気にかかるリスクが高いのも当然だろう。 糖尿病患者が、服薬などで重い低血糖を起こした場合、起こさなかった人に比べ、心筋梗塞や脳卒中を起こす危険が2倍高まるとする研究成果を、国立国際医療研究センター糖尿病研究部の後藤温上級研究員らがまとめた。 英国医師会誌に31日、発表した。 研究グループは、米国などで行われた6つの研究の糖尿病患者計約90万3500人分のデータを解析した。その結果、血糖値が下がりすぎて意識を失うような重い低血糖を起こした人は、起こさなかった人より2・05倍、心筋梗塞や脳卒中を起こす危険が高かった。 低血糖を起こす患者の中には、感染症などほかの重い病気を患う人もいる。研究グループは、これらの影響も考慮して分析したが、低血糖が、心筋梗塞や脳卒中の直接の発症リスクとなることは否定できなかった。 (2013年8月1日 読売新聞) http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=82280 今流行りの低炭水化物(=糖質制限)糖尿病療法は対症療法の一つにすぎない、 と、思うのである。 薬剤を使わない点ではまだましかもしれないが、 肉を好きなだけ食べてもいい、というのは、安食的には疑問点が大きすぎる。 糖尿病はただ、血糖値が上がらなければいい、というのではないと思う。 だから、低炭水化物(=糖質制限)糖尿病療法は対症療法の一つにすぎない、 と、思うわけだ。 【送料無料】 糖尿病がどんどんよくなる「糖質制限食」おすすめレシピ集 美味しく楽しく続けら... もし、この文言「糖尿病がどんどんよくなる」が正しいとしたら、 ご飯を食べても、食事2時間後にはきちんと血糖値が下がるようになるはずである。 別の見方をしましょう。 インスリン注射をして血糖値をコントロールしている糖尿病患者もいます。 そういう患者は、糖尿病がどんどんよくなっているのでしょうか? インスリンを打たなかったらダメでしょう。 たいへんなことになるでしょう。 このような状況は糖尿病が良くなっているとも治ったとも言えません。 同様に「低炭水化物(=糖質制限)糖尿病療法」で、 血糖値が安定しているとしても、 これは糖尿病が良くなっているとも治ったとも言えません。 すい臓の昨日は衰えたままなおですからね。 炭水化物を取らない、或いはごく少量にする、ということは、 血糖値が上がらない。だからインスリンがいらない。 結果としてすい臓は働かなくてイイってわけ。 だからすい臓くんはいつもお昼寝してるんだよね。 本当の治療とは、すい臓がもとの元気なすい臓に復活することです。 そういうことは、「低炭水化物(=糖質制限)糖尿病療法」ではありえないでしょう。 幕内秀夫さんが今、 「低炭水化物(=糖質制限)糖尿病療法は間違いである」 という内容の本を執筆中です。 発売されるのが楽しみです。 この本から「糖質制限ダイエット/糖尿病治療法」論争が 起きることを望んでいます。 低血糖症の気になるココ!! 低血糖症、大変なことに・・・!! http://piq.cutegirl.jp/QBTKVCXKG3/ 幕内秀夫関連・最新情報!! http://piq.cutegirl.jp/h7Q1oihfDu/ 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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