googleマップBATA版で遊んでみた。
　以前より画像データがだいぶ揃ってきたようだ。

　[サテライト]の拡大表示MAX（場所によって上から６段目くらいまでしか出ない）にして、ちょっとずつスクロール（↑↓←→キーでもok）させていくと、世界中をオートバイでツーリングしているような気分になる。
　砂漠を横断してみるのもおもしろい。あまりの広大さに嫌気が差すが。

　都市部を[サテライト]でクローズアップして見る。

　フランス パリ Simart通り付近の徹底した中庭構造の集合住宅？が目を引いた。。
　中庭の空間によって日当たりが確保されることがわかる。。
　
　こういった中庭を意識した構造は欧州各国で見られる。

イタリア ミラノ
ドイツ ベルリン

　アメリカ ニューヨーク セントラルパーク付近では、同じ大きさ、同じ形の建売住宅みたいなものが隣接してずらっと並んでいる。これは、欧州とは異質で日本とも違う。

　日本の東京中央区あたりを見てみると、異様に区画が細かく道路がやたら多いことが目に付く。その小さい区画の中は、バラバラな形状や大きさの建築物でぎっしり埋まっていて、見るからに息苦しい。

　ところで、外国の都市と比べて東京の画像データの質が極端に悪いのは、グーグルに提供している地図会社の問題なのだろうか。
　現在のgoogleマップBATA版においてフランス、イタリア、ドイツ等の画像データは TeleAtlas 、アメリカの画像データは NAVTEQ 、東京の画像データは ZENRIN が扱っているようである。
　TeleAtlas と NAVTEQ は、欧州でナビ用の地図の激しい開発競争をしているらしい。
　東証一部(株) ゼンリンは海外展開しているということだが、このgoogleマップBATA版での画像データを見る限り、画像の質で完全に負けているように思える。

　とにかく、このgoogleマップは遊び用に研究用にと、かなり使えると思う。