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テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:サッカー
次期代表監督は、ジェフ千葉のオシム監督という方向で話が進んでいるらしい。
気になったのはやはり年齢。 今65歳ということは、4年後は69歳である。 普通の人はとっくに定年退職している年齢である。 健康上の理由等により、途中で解任とか辞任ということになるなら、はなからやめておいた方がいいように思う。 もう一つ気になったのは、選手に厳し過ぎるという声(サポーターや選手)があること。 トルシエ氏のように選手を将棋の駒のように扱う厳しさではなく、「やる気が全て」という根性論の人で、練習量がやたら多いということだ。 某監督のように選手時代に活躍した人なので、「自分のようなプレー」を選手に要求するのだろう。 やはり選手の能力に依存するタイプと見た。 中途半端な外国人監督なら、日本人で誰かいないものかと、Jリーグ歴代優勝チーム監督を調べてみた。 WC出場国の監督の経歴で割りと多いのがリーグ優勝だったので。 岡田監督や西野監督は既に断っているらしい。 テレビの解説者として活躍している松木氏も一応監督として優勝経験があるが、どちらかというと根性論派ではないかと思う。 他にいないものかとしつこく調べているとかなり有望な人がいたのだ。 2002年にジュビロ磐田を完全優勝に導いた鈴木政一氏はユニークな経歴の持ち主。 選手としては際立った活躍もなく(実はこれが名監督の必須条件)、1984年に引退後、そのままジュビロ磐田の前身であるヤマハ発動機(株)サッカー部コーチ就任した。 ハンス・オフトから指導者としての能力を見出され勉強を始めたと。 おいおい、それまでは勉強していなかったのか? まぁ、Jリーグ発足前の日本のサッカー界は、そんなものだったのだろう。 それはともかく、1997年からジュビロ磐田強化部育成長兼スカウト就任したことで、スカウトとして選手を見る目が養われたらしいのだ。 これは代表監督として必要な能力である。 さらに彼は、トルシエ氏のように自分が描いたシステムや戦術に選手をはめ込むのではなく、選手ひとりひとりの能力を最大限に生かそうとしたのだ。 そのためのシステムや戦術を考えるのである。 そのあたりは、ただやる気を出せというオシム監督より、むしろ優れているかもしれない。 もし、個の能力を最大限に引き出すことで、選手にやる気が生じるのであれば理想的なのだがどうだろう。 日本人にはその方が合っているように思える。 ジュビロ磐田はアジウソン新監督就任が決まっているので、さしあたって鈴木政一氏の強化部長としての仕事もひと段落なのではないだろうか。 財団法人日本サッカー協会・技術委員会(委員長:田嶋幸三氏)は、三顧の礼のような覚悟でお願いしてほしい。 川淵三郎氏が汚名返上するチャンスでもある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年06月25日 11時47分49秒
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