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2006年07月02日
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カテゴリ:政治
 赤字続きのサッカーくじである。
 最近、運営する政府の外郭団体(独立行政法人 日本スポーツ振興センター)による赤字隠しが発覚したのだ。

 このサッカーくじは、8年前、スポーツ振興投票の実施等に関する法律(平成10年(1998年)5月10日法律第63号)の制定によって始まった。

 その3ヶ月前の平成10年2月の国会(文教・科学委員会)で、委員の扇千景氏は「四十一都道府県、二百六十四自治体というところが反対なり意見書を採択」という事実を紹介した。
 圧倒的にサッカーくじ反対という状況にも関わらず、委員会に招く参考人を賛成派と反対派をほぼ同数乃至、賛成派をやや有利気味にすることで、いかにも民主的に決めたと見せかけたのか?

 そういった手法は実に巧妙。
 ある意味、民主主義の偽装であり、可決ありきであることがみえみえ。

 この時期の自民党という政党名は、「自分勝手な反民主党」の略だったのではないか。

 当時この委員会を仕切った文教・科学委員長 大島慶久氏は既に2004年の参議院選を期に引退。
 氏が蒔いた種で今大変なことになっている。
 「立つ鳥跡を濁さず」というが、鳥以下か。
 ちなみにこの人、歯科医。
 
 この委員会には、当時の財団法人日本サッカー協会会長・長沼健氏とサッカー協会・Jリーグの理事浅見俊雄氏らが賛成派の参考人として招かれていた。
 文教・科学委員プロ野球出身の江本孟紀氏は賛成派の一人として、ギャンブルには肯定的でありながら金の流れを懸念する作家・猪瀬直樹氏(参考人)を賛成派に取り込もうする発言まであった。
 
 プロレスラー出身の馳浩(はせひろし)文教・科学委員会理事も、他の委員会で財源確保一辺倒の発言をしていた。
 問題は金の使い道なのに、わざわざ財源を確保して行政に丸投げしてしまうのだ。
 小泉首相の改革は、民営化によって行政への資金源を断つことで、無駄遣いを減らそうという戦略なのだが、無駄遣いの元を作っているのも、スポーツ系の自民党議員なのである。
 いわゆるマッチポンプである。

 文部省体育局長がせっかく
「スポーツ振興投票くじの収入と一般会計予算との関係、ここについては必ずしもはっきりしておりません。したがいまして、今後保健体育審議会でも、これから骨格がある程度整いましたら、この収入の使途につきまして御議論をいただき、整理する必要があると。助成の重複によるむだ遣いとか非効率な使い方、そういったことのないように適切に対処していきたいというふうに考えております」
と発言しているのに、馳浩氏は
「一般合計予算との重複というものは私は当初はあってもいいと思っているんですよ」
 とかき回してぐちゃぐちゃにしてしまう。

 もしかしたら、日本の財政が破綻しかけている原因は、官僚ではなく、この手の人達が元凶なのかもしれない。

 長沼健氏がイメージしたドイツにおける奨学金のスポーツ選手版みたいなものを目指すのであれば、はっきり使い道を分けたほうが、くじを買う人にとっても安心して半分寄付を兼ねて買えるわけだし、金を管理する側としても余計な支出防止になる。
 何事も最初が肝心である。
 こういったことは、ちょっとした生活の知恵だが、軍人タイプの人には理解できないだろう。

 体育会系の人というのは、軍人のようなところがある。
 つまり、周囲の意見に耳を傾けずに「多数決ってなに?力でねじ伏せてしまえばいい」というところ。
 実際、当時の財団法人日本サッカー協会会長・長沼健氏がこう発言した。
「過半数が反対となるならば、やはり民主主義の国ですからやっちゃいけないことかなというふうには思いますが、私どもは、過半数は実態をごらんいただけたら必ず御賛同をいただけると信じているから申し上げたのでございます」

 多数派が必ずしも正義ではないこともある。
 しかし、そんなことはごく稀。
 こうして8年後に検証してみると、やっぱり多数派というのは、正義であることがよくわかるし、民主的なやり方でものごとを決めていくことが正しいといえる。
 
 この委員会の最後に猪瀬直樹氏がこう締めくくった。
「時間がないので一言だけにしますが、要するに余計なことをしない方がいいということですね。民間でできることを自由にやらせてもらうということ、余計な規制をして民間で育つ芽をつぶさない方が大事なんですね。だから、いろいろ民間で寄附をしたりするときも寄附に税金をかけないとか、当たり前のことを自由にやらせてもらいたいというふうに僕はちょっと思いますね」

 にも関わらず、法案は可決した。
 当時、委員会で流されてしまった猪瀬直樹氏の考え方は、今の小泉改革に近い。

 少なくとも、8年前の国会に民主主義は無かった。

 その結果、今の小泉改革に逆行する赤字続きのサッカーくじは生まれたのである。


 余談だが、悪の定義というのは、時代とともに変遷していて、昔は「人を死に至らしめる菌をばら撒いて世界を支配する」なんていうシナリオがまかり通っていた。
 ところが、人が死んでしまっては、支配する世界もあり得ない。
 最近のハリウッド映画では「病原菌をばら撒いた上で、特効薬を売って大儲けする」といった恐ろしいシナリオが現れた。
 マッチポンプである。
 こういうやり方は、数十年後には日本でも悪の主流になるだろう。
 なぜなら、日本の社会はことごとくアメリカのそれを追従しているからである。
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Last updated  2006年07月02日 14時16分35秒
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