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カテゴリ:政治
まず選択テーマにおいて自衛隊派遣は反対。ただし、現状の憲法やルールのまま自衛隊を派遣することには反対ということ。
例えば、米国と結んだ関係が従来の安保ではなく、きっちり軍事的な同盟で、しかも憲法には全面的な戦争の放棄ではなく、同盟国の危機に限り自衛隊を派遣できると明記してあれば問題はないと思う。 むしろ、そういう法整備をしておけば、イラク戦争のような場合、米国が日本の助けを必要とする程の危機ではないということで堂々と派遣せず済むし、米国に対する余計な気遣いや余計な出費もなく、自衛官の危険や苦労、外交上の誤解も生じないのではないか。 自衛隊派遣問題でややこしくなったのは、日本が有事にアメリカに助けてもらうことを期待するから。日本が攻められても助けはいらないと腹をくくればすむ話だが、現実はそれも不安というのが日本人の正直なところだろう。 代償を払わずに利益を求めようとするからややこしくなる。日本人は無料が大好きだから。 もし、なにがなんでも有事におけるアメリカの助けを望むというのであれば、早急に本気で憲法を改正し、同盟国を助けるために自衛隊が海外に出動することを認める旨を明記しなければならないし、日米安保を日米同盟に改める必要があると思う。その場合、当然米国が負っている米国に対するテロのリスクも半分担わなければならなくなる。 いずれにしても美味しい選択なんて存在しない。 なぜ、時期的にそぐわないこのテーマを取り上げたかというと、個人的に近々大規模な戦争に日本が巻き込まれると感じているから。10年以内に。だから切羽詰まってからバタバタしないように少なくとも法的な整備だけはしておく必要がある。 先の大戦が勃発する10年くらい前にもやっぱり、生産過剰による恐慌が起きていた。 株価が暴落すると国債に資金が流れるが、国債は有事になったら免債される法律があって、結果的に戦争の資金になる。赤字国債を発行しまくっても、国としては戦争になればチャラという仕組み。 こういったことも典型的な戦争に向かう流れで、今すべての物事においてそういう流れを感じる。 数年前、日本が深刻なデフレスパイラルに陥っていた時からずっと戦争のことは頭にあった。 もう避けられないかもしれない。 たから、個人レベルでもそれなりに覚悟と準備をしなければならない。 大規模な核戦争で地球が壊滅的になるか、先の大戦のように立ち直れる程度で済むかはわからないが、もし後者であれば希望はある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年10月18日 19時23分04秒
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