テーマ:暮らしを楽しむ(388217)
カテゴリ:料理 お菓子作り
理系女子が注目された頃だと思う。
そういう本を図書館で借りてみた。 リケジョあるある・・に納得しながらも、そこで意外な文に出合った。 「料理は実験」 大学を卒業してから、実験なんて無縁だと思っていた私にとって目からウロコだった・・ ちょうど、料理を作ることに嫌気もさしていた頃だった。 ココロが「実験」という言葉に反応した。 その日から、台所は実験室に変わった。 難しいことではない。 料理を作りながら考えるだけだ。 たとえば、今日・・・ わらび餅を作ろうと思った。 わらび餅粉を使うけれど、困ったことに、冷蔵庫で冷やすとすぐに白くなるのだ。 そこで考えたのが、「寒天」 寒天は、水を吸ってゼリーのように固まるので、食感にも良いし、わらび餅の中の水分も保ってくれる。 水にわらび餅粉と寒天をちぎったものを少し入れ、30分ほど置いてから、いつものようにわらび餅を作った。 寒天が吸うだろうと思われる水分だけ増やしておけばいい。 ぷるんとして、しっかりとしたわらび餅になった。 冷蔵庫で冷たく冷やしても変わりなく、いつもより、水っぽさもない。 見た目はお餅のようなのに、やわらかくておいしかった。 料理を作る時の「困った」を溜めておけば、台所の実験の材料には事欠かない。 料理は年季がモノを言う。 経験をたどっていけば、思い付きがあるはず。 思いついたら、実行するのみ。 失敗しても事故にはならない。 にほんブログ村 別窓で開きます 日常の小さなできごとを愛する生活 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月22日 21時12分19秒
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