つれづれ思う。
「肉な気分!」というF嬢にお付き合いして、地元で肉(主に内臓)。先週末あれだけ飲んでおきながらまだ飲む自分の業を感じつつ、今後の遠征予定や「なんで雪のフィナーレにオマージュがないのよ!」とか「青年館楽しみー」とか語り、ついでに一緒に先週末のヘルプの愚痴を聞いてもらったりした。「その状態でもやれるもんなんだね」という言葉に「やればやれるものなのよ」と返したわけですが、帰路に着いてからつれづれ考える。「始まったものはいつか終わるんだよ。ちゃんと終わらせるのが俺たちの仕事なんだから」というのは合言葉だったように思うんだけど、でもそれは事前に最大限できるだけのシミュレーションをして、考えうる全部の準備をして、それでも先が見えないでっかい仕事に対して自分を奮い立たせるために言っていたような気がする。でも今回は違った。当日仕事場でいきなり「これやって」と言われ、正直どん引いたし、「やれます」という自信はなかった。だって事前の予備知識はゼロで、当日の資料もなさすぎだし。それでも「やれません」と言わなかったのは、私が「できない」と言ったときに一番迷惑を被るのは前の会社の人たちじゃなかったから。やっぱね、「他人」に迷惑かけちゃいかんわけですよ。あの場に居た以上、私は「身内」になるわけで。ってことはこの仕事は「やれるもの」ではなく「やらなければいけないもの」なんだと思って頑張った。前職の上司には私の立場で言える最大限の嫌みは言ったつもり。通じたかはわからないけど。本当は怒鳴ってやろうかとも思ったけど、みんながギリギリの状態で頑張ってるあの場の空気を壊すのは嫌だったからやめた。「なんで私がこんなことまでするの?」とは思ったけど、頑張ってみた。過去経験した仕事でワースト3に入る現場だったと今は思うが乗り切った。でも、「身内」の頑張りは「他人」には関係ないわけで。不備があれば苦情は来る。もしも逆の立場だったら~♪…うん、私も言うだろうな。でもあの状況でできる最大限以上のことをきっちりとやったという自負はあるから、そこは胸を張る。基本的にヘタレなのでやっぱり迷うわけです。ヘルプだから…と事前にあまり確認しなかった私が悪いんだろうか。詰めが甘かったんだろうか。いや、やっぱりあそこまでは先方で用意していて当然だろう。それでも自分がやるラインはどこまでかをきっちり事前に線引きするべきではなかったんだろうか。「他人」を相手にする仕事って難しいな…と、そこを離れた今だからこそ改めて思った。一泊して帰路に着き、仮眠して再度出かけて帰る途中、一緒に仕事をして意気投合してメアド交換した人からメールが来た。要約すると「あなたがいたから何とか一日を終えることができました。本当にありがとうございました」。ちょっと泣けてしまった。私がやってきたことも無駄じゃない。ちゃんと誰かのためになってたんだなーと。会社に居る間は見せることができなかった私の背中が、これからを担う後輩の為に少しでも役立ったことを祈らずにはいられない。微妙に酔っ払いなので今日は自己満足ブログですが、勘弁。