『だいじょうぶ だいじょうぶ』
今度の読み聞かせで読む本を探す。数週間前に朝日新聞の絵本紹介で、水野真紀さんのお気に入りの絵本として掲載されたいとうひろし作・絵 『だいじょうぶ だいじょうぶ』 講談社http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=2013『ルラルさんのにわ』を始めとするルラルさんシリーズの著者いとうさん。この本を選んだ。『だいじょうぶ だいじょうぶ』困った事、怖い事に不安な気持ちになる度に手を握っておまじないのように『だいじょうぶ、だいじょうぶ』と、呟くおじいちゃん。多くを語らずに子供の心に手を出す事のなく見守ってくれるおじいちゃん。おじいちゃんに見守られて、困った事、怖い事に不安な気持ちの解決方法を自ら悟っていく『ぼく』見守っている事の大切さ。そして。。。。。いつの日かその役目が交代する時がくる。年をとってベットに横たわるおじいちゃんの手を握って今度は『ぼく』のばん。『だいじょうぶ だいじょうぶ』だいじょうぶだよ、おじいちゃん。いとうさんらしい、あたたかい絵も手伝って何回も練習で読んでいるのに、つい目頭が熱くなって視界がぼやけてしまう。絶対、おすすめの絵本だ。大人の方が心に沁みるかもしれない。でも、この絵本。。。読み聞かせに向いてないのかも・・・・読み手が泣きそうだもの・・・・泣かないで読めるかな、私。