思い入れの強かった体育祭
閉会式で声を震わせ、涙声になった校長先生。この年代で、こんなにも一生懸命に体育祭に打ち込む姿は珍しかったのだろうか…皐月を例に挙げれば。。。勝ちたい!!!気持ちが、バンバン伝わってきた。『アンカーの役に立てなかった…』と言っては泣き。予行練習では、最下位の連続だった大縄跳びで…ライバルの2組に勝つことが出来て、泣き…3年間連続一番端っこの狭い位置で体を半分くらいに縮めて頑張って跳ぶ跳ぶ。回し手の男の子と激近だけど、大丈夫なんでしょうか?!私が気になるのは、そっちでしたけど。昨年の体育祭が終わって、優勝旗を手にすることが出来なかった時からこの体育祭まで、1年間『絶対、優勝!!!』を言い続けた皐月。リレーと名のつく競技には、フル出場。『その練習を休む訳にはいかない』『団体と個人、体育祭と大会、両方満足に練習出来ないから、どちらも中途半端になってしまう』と、大きな大会を欠場することを選んだ。中体連の個人戦には、もう出る機会がないから最後の個人戦だったのに…ボールの演技なんて、ここ数年見てないから見たかったのに…『なんで出ないの?』と、コーチにも聞かれたと…相談もなく、自分で決めてしまった。まぁ、それだけ気合いの入った体育祭。校長先生の涙と共に、色々な思いが吹き飛んだ気もした。