ゴジラ老人シマクマ君の日々
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シマクマ君
シマクマ君のゴジラブログへようこそ。今日は図書館、明日は映画館。あれこれ、踏み迷よった挙句、時々、女子大生と会ったりする。大した罪は犯さない、困った徘徊老人。「週刊読書案内」・「先生になりたい学生さんや若い先生にこんな本どう?」・「映画館でお昼寝」・「アッ、こんなところにこんな…わが街」とまあ、日々の暮らしのあれこれ、いたって平和に報告しています。
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市民図書館の新入荷の棚で見つけました。ネコの話だと思いました。まったく人をくった「ネコ」のお話しでした。 ジル・バシュレというフランスの絵本作家の方のお家には、イタズラばかりして手に負えない「ネコ」がいます。ちょっと大きくて、ネコ君のただのいたずらがただでは済まない生活になってしまっています。実は、ちょっとではなくてあまりに大きいことにバシュレさんようやく気付いて困惑している毎日のようです。 表紙は、ジル・バシュレさんが、新しく生まれた「ネコ」と出合いに行ったお家の暖炉の前の風景です。バシュレさんは、ここで生まれたばかりの「ネコ」をもらって連れて帰ったのですが、大きくなっちゃったんですよね。でも、大きくなっちゃうんですよね、きっと。 裏表紙に写っているのが、バシュレさんが用意したおもちゃや道具に困惑している「ネコ」の様子です。 これ以上あれこれ言ってもしようがないので、ジル・バシュレさんの気持ちを一言書き添えます。もちろん、この言葉はシマクマ君がバシュレさんの気持ちを忖度して、想像を記すものです。
「わたしのネコ」は途方もなく大きくなりましが、やはり「ネコ」は「ネコ」であって、わたしにはいなくてはならない大切な生き物なのです。
追記2020・04・20 この絵本の翻訳をしている「いせひでこ」さんの絵本「ルリュールおじさん」の感想はここをクリックしてください。 追記2022・05・23 まあ、ネコに限らないのでしょうが、大きくなってしまうわけで、画家の横尾忠則さんは死んじゃったのに大きいままの愛猫について、追悼本、いや、追悼画集まで出していらっしゃいます。「タマ、帰っておいで」(講談社)を最近読みましたが、感想も書きました。よろしければそちらもどうぞ。
世界一ばかなネコの初恋 [ ジル・バシュレ ]
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