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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2021.01.18
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​​​​​​​ 安野光雅「天動説の絵本」(福音館書店)​

​​ 画家の安野光雅さんが亡くなったそうです。1926年、大正15年の生まれで、島根県津和野の人です。戦争が終わって師範学校に行き直して、いったんは小学校の先生になったようですが、そのときの教え子に松田哲夫という筑摩書房の編集者だった人がいます。  ​​
​ 松田哲夫「編集狂時代」(新潮文庫)という著書の中で小学校の先生だった安野光雅の思い出を書いています。筑摩書房が、松田哲夫の企画・編集で「文学の森」というシリーズを1980年代に出したことがありますが、そういう関係での仕事だったようです。そのあたりのことも、その文庫に書かれていました。​
​​​ 話しが前後しますが、安野光雅「絵本作家」としてのデビュー作は「ふしぎなえ」(福音館書店)という絵本で、1968年のことです。
 エッシャーというオランダの画家の「ふしぎ絵」の、安野光雅版とでもいう絵本でした。学生時代に初めて見ましたが、それまで知っていた「絵本」と、どこか、楽しさ、面白さの質のようなものがちがっていると思いました。​​​

​​ 彼の作品は、絵本に限らず本の装幀や挿絵でもよく出会いましたが、今日「案内」しようと、書棚を探してみるのですが、なかなか見つかりません。ようやく見つかったのが、この「天動説の絵本」でした。まごう方なき安野光雅の絵本です。​​
​ 彼の絵本は、絵がうつくしいし、面白いのですが、読む絵本なのですね。この「天動説の絵本」も、小学校の高学年の子供たちが読むように作らていますが、どっちかというと「大人の絵本」かもしれません。​

​ このページは、「地球が動いていること」を実験で証明した「フーコーの振り子」のシーンなのですが、文章はこんな感じです。​
わたしたちは、どんなに目を皿のようにしても、地球の動くのをみることはできません。
ところが、長い長い糸の先に、とても重いおもりをつけた大きなフリコをつくった学者がいたのです。
このフリコ、大きくゆらしみました。
するとどうでしょう。そのフリコは、目にみえないほど少しずつむきをかえました。
そして、夜があけたらずいぶん方向をかえ、長い時間がかりましたが、とうとう一まわりしてもとどおりになりました。

つまりこのフリコは、だれもさわらないのに一回まわったことになるではありませんか。
これはふしぎです。やはり地めんが動いていることにはならないのでしょうか。
​ ​​どうでしょう、読み終わって、「ふしぎ」が頭に残ってしまいますね。すると、誰かの解説が欲しくなりませんか?安野光雅は、おそらく、その​「ふしぎ」​が書きたかったのでしょうね。
 ぼくにとっては、何というか、一つの時代が終わりつつあることを感じる画家の死の便りでした。​彼には素晴らしい絵本がたくさんあります。一度、手に取って見てほしいものです。

追記2022・05・16

​ 棚にある絵本を、何とか紹介してやろうと思っています。子供たちがいなくなって、絵本を手にとるのは老人二人です。思い出を振り返る棚になっています。忘れてしまっているのが多いのですが、書店で手にとったときのこととか、四人のおチビたちの誰のお気に入りだったかとか、思い出が事実かどうかよくわかりませんが、思い起こしていると時がたちます。それはそれで、不思議な時間ですが、地球は地球で回っているんですね(笑)
 わが家が子供たちの声でにぎやかだったころと安野光雅さんが人気だったころが重なります。我が家では、もっぱら、親二人が嬉しかった絵本でした(笑)。懐かしいことです。​

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最終更新日  2022.05.16 10:36:11
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