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カテゴリ:映画「シネリーブル神戸」でお昼寝
フェリックス・バン・ヒュルーニンゲン 、シャルロッテ・ファンデルメールシュ
「帰れない山」シネ・リーブル神戸 1970年代の終わりころだったでしょうか、 「見てから読むか、読んでから見るか。」 というキャッチ・コピーで角川映画が大騒ぎしたことがありますが、覚えていらっしゃるでしょうか。 今回は読んだから観た映画でした。 映画はフェリックス・バン・ヒュルーニンゲン、 シャルロッテ・ファンデルメールシュというお二人が、ご夫婦で、監督、脚本をなさっているらしい「帰れない山」です。 この作品はパオロ・コニェッティという、確か、新潮社のクレストブックのシリーズで翻訳されているイタリアの作家の同名の小説の映画化ですが、原作を数年前に読んでいたこともあって、 これは、SCC、ピッタリ、行けるんちゃうか!?まあ、そんなふうに期待して提案しました。もちろん、原作が面白かったからです。第3回SCC(シマクマ・シネマ・クラブ)でした。 街の少年ピエトロと山の少年ブルーノの、山と、父と、友情を描いた作品でした。 で、見終えて、あの質問でした(笑)。 「今日の作品は何点くらいですか?」 というわけで、元町商店街の金時食堂のテーブルに座って再開です。 「あのね、読んでから観た感想だとね、その青春映画というか、友情映画というかになっちゃってるのが不満なんですね。」 というわけでした。蛇足ですが、映画そのものは美しい風景と、人間の自然との親和、葛藤を人生に重ねて撮っている作品で、悪くいう筋合いはありません。でも、シマクマ君の採点では、残念ですが、50点を越えなかったんですよね。まあ、そういうわけで、やっぱり今回も、ちょっと残念な第3回SCC映画会でした。 さて、次はもう決まっています。パルシネマで「トニー滝谷」です。二人とも「読んでから見る」作品ですね。楽しみですね(笑)。 監督 フェリックス・バン・ヒュルーニンゲン シャルロッテ・ファンデルメールシュ 原作 パオロ・コニェッティ 脚本 フェリックス・バン・ヒュルーニンゲン シャルロッテ・ファンデルメールシュ 撮影 ルーベン・インペンス 編集 ニコ・ルーネン 音楽 ダニエル・ノーグレン キャスト ルカ・マリネッリ(ピエトロ) アレッサンドロ・ボルギ(ブルーノ) フィリッポ・ティーミ(ジョヴァンニ) エレナ・リエッティ(フランチェス) クリスティアーノ・サッセッラ(子供の頃のブルーノ) ルーポ・バルビエロ(子供の頃のピエトロ) アンドレア・パルマ(10代のピエトロ) フランチェスコ・パロンベッリ(10代のブルーノ) エリザベッタ・マッズッロ(ラーラ) スラクシャ・パンタ(アスミ) 2022年・147分・G・イタリア・ベルギー・フランス合作 原題「Le otto montagne」 SCCno3・2023・05・15-no061・シネ・リーブル神戸no189 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.12 11:58:57
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