|
カテゴリ:映画「シネリーブル神戸」でお昼寝
セドリック・クラピッシュ「ダンサー イン Paris」シネ・リーブル神戸 シネリーブルの予告編を見てからチッチキ夫人が騒いでいましたが、見てきたようです。セドリック・クラピッシュ監督の「ダンサー イン Paris」です。
「少女マンガやったらどうしようって思っていたけど、まあ、大丈夫やったわ。」というわけで、一日遅れでシネリーブルにやって来ました。 本物のプロのなせる業にくぎ付けでした。 バレエです!ダンスです!クラシックとかコンテンポラリーとかいわれても皆目わからない素人のジジイが目を瞠りました。パリのオペラ座とからしいですが、クラシック・バレエの、チラシによれば「ラ・バヤデール」という演目の舞台が、練習風景や舞台裏を絡めながら延々と上映されて、まあ、とどのつまりに、映画のドラマのため(?)の事故が起こるのですが、「まあ、そっちの筋書きはいいから、このまま、最後まで映してよ。」といいたくなる迫力でした。 三浦雅士という、昔、「ユリイカ」という雑誌の編集長だった、贔屓の文芸批評家が、90年代に、突如「バレエ評論家」になった時に困惑したことを思い出しました。で、目の前に繰り広げられるシーンに目を奪われながら、 「なるほどなあ!」 と、不思議な納得に浸りました。 ところが、後半になって、コンテンポラリー・ダンスの練習風景や舞台の様子が映り始めると、また、少し違ったカンドーに浸りました。 ダンスって、スゴイ! まあ、そんな、ありきたりな言葉でしか言えませんが、頭の先から足のつま先まで「美しい」の方へむかって、自由自在に、それも集団で、にもからわらず一糸乱れぬではなくて、優雅で繊細に動いていることが驚きでした。 舞台で着地に失敗し足を折ってしまったバレリーナ、エリーズを演じたマリオン・バルボーをはじめ、登場するすべてのダンサーたちに拍手!でした。 バレエとかダンスとかのドキュメンタリーでも見たかのように感想を書いていますが、映画はもちろん「ドラマ」でした。印象的なセリフや楽しいシーンもあるのですが、やっぱりダンス、バレエのドキュメンタリーなシーンが圧巻!でした。拍手! 見終えて、映画館を出て、チッチキ夫人に電話しました。 「オーイ、もう一つ元町回って見るから遅くなるね。」 「わかりました。で、ダンサーはどうやった?」 「( ̄∇ ̄😉ハッハッハ、笑った意味わかったで。父娘ものやないか。」 「ふふふふ。」 監督 セドリック・クラピッシュ 脚本 セドリック・クラピッシュ サンティアゴ・アミゴレーナ 撮影 アレクシ・カビルシーヌ 美術 マリー・シェミナル 衣装 アン・ショット 編集 アン=ソフィー・ビオン 音楽 ホフェッシュ・シェクター 振付 フローレンス・クラーク ホフェッシュ・シェクター キャスト マリオン・バルボー(エリーズ) ホフェッシュ・シェクター(ホフェッシュ・シェクター本人) ドゥニ・ポダリデス(アンリ) ミュリエル・ロバン(ジョジアーヌ) ピオ・マルマイ(ロイック) フランソワ・シビル(ヤン) スエリア・ヤクーブ(サブリナ) メディ・バキ(メディ・バキ本人) アレクシア・ジョルダーノ(アレクシア・ジョルダーノ本人) ロバンソン・カサリーノ(ロバンソン・カサリーノ本人) 2022年・118分・G・フランス・ベルギー合作 原題「En corps」 2023・09・23・no116・シネ・リーブル神戸no205 ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.27 10:48:59
コメント(0) | コメントを書く
[映画「シネリーブル神戸」でお昼寝] カテゴリの最新記事
|