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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2024.02.18
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​バリー・アブリッチ「オスカー・ピーターソン」シネリーブル神戸​
​ 今日は金曜日、待っていた「オスカー・ピーターソン」の初日でした。​
​「ドキュメンタリーらしいけど、オスカー・ピーターソン、多分、音楽がなつかしいて、ええと思うんやけど、行く?」​
「うん、行く、行く。」
​​​​​​​ というわけで、二つ返事で同伴鑑賞でした(笑)。バリー・アブリッチ監督「オスカー・ピーターソン」、英語だと「Oscar Peterson Black + White」で、「Black + White」が、ピアノのことだというのはいうまでもないのですが、見終えてみると「黒人」と「白人」、アメリカ社会の人種差別をあらわしているということが、この映画の、とても大切なポイントだということを、静かに納得する作品でした。​​​​​​
​​​​​ 2025年が70年代によく聴いていた、ジャズ・ピアニスト、オスカー・ピーターソン生誕100年だそうで、映画は、そのお祝いのコンサートの始まりから終わりまでという構成だったと思いますが、何はともあれ、スクリーンに映し出される、黒鍵と白鍵の上をなぞるように動きながら、その手の動きが見えているからこそ、よけいに信じられない音の響きにおどろきながら、音楽に聞き惚れながら、
​​二本の腕と「指」に見とれる!​​
​ あっという間の80分でした。​​​​​
「すごかったな。」
「うん、すごかったわ。自由への賛歌もすごくよかって、涙も出たけど、脳梗塞になってから、もう一回、弾けるようになったのがすごいよねえ。」
「うん、ずっと、すごかった。お父さんそっくりで、デカい娘さんも、ケリーっていう奥さんもすごかったなあ。」
​​​​ ホント、何もいうことはありません。拍手!でした。
 二人で納得してシネリーブルのエスカレーターで1階に上がり、外にを出ると海の方から花火の音がして、暗くなった空に火輪が広がりました。​​​​
​​「あっ!花火やん、行こ!行こ!」​​
​​ あとを追いかけながらスマホ写真を撮りましたが、一枚もピントが合っていませんでした(笑)。まあ、とりあえず、1枚だけ貼っておきますね(笑)監督 バリー・アブリッチ
撮影 ケン・ヌ
編集 ニコラス・クレイマン
音楽監修 マイケル・パールマッター
キャスト
ビリー・ジョエル
ジョン・バティステ
クインシー・ジョーンズ
ラムゼイ・ルイス
ハービー・ハンコック
ブランフォード・マルサリス
ケリー・ピーターソン
デイブ・ヤング
2020年・81分・G・カナダ
原題「Oscar Peterson Black + White」
2024・02・16・no022・シネリーブル神戸no225
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最終更新日  2024.02.18 23:44:35
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