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カテゴリ:映画「シネリーブル神戸」でお昼寝
アン・テジン「梟 フクロウ」シネリーブル神戸 チラシの写真をじっと見ていて、
ええー怖いんちゃうの?! と、ちょっとビビりながらやって来ました。韓国製エンターテインメントに対する期待もありました。 見たのはアン・テジン監督の「梟 フクロウ」です。 こういうことをいうのはネタバレなのかもしれませんが想像していたほスリリングでもミステリアスでもなくて、中学生ぐらいなら、子供連れで見ても大丈夫な韓国製時代劇でした。 朝鮮半島では慶長・文禄の役という傍迷惑な侵略が16世紀にありますが、その時、朝鮮を助けた明が17世紀に滅んで、清になりますね、その王朝交代のときに、清に対する臣従を拒み続けながら、結局、敗れた仁祖(ユ・ヘジン)という王さんは長男の王子、昭顕世子を清に人質として取られます。で、数年後に帰国した、その世子の変死の記録が「仁祖実録」という書物に記されていて、韓国では、今でも、歴史ミステリーネタらしいのですが、その事件を映画化した作品でした。 ようやく帰国した世子の変死を王、仁祖(ユ・ヘジン)は嘆くのですが、実は、その死の現場を目撃した 「盲目」の鍼医 がいて、それがこの作品の主人公、若き天才鍼医ギョンス(リュ・ジュンヨル)です。 盲目の人物が、なにゆえ、事件の真相を「見る」ことができたのか??? というわけです。 答えは「梟 フクロウ」とい題名に最初から明らかにされていて、画面を注意深く(まあ、それほど体操ではなくても)見ていると、映画が始まってすぐに 「あれ?」 と気付かせてくれますね。で、そこからは「真実」の争奪戦で、まあ、どこの国にもあるんじゃないかと思いますが、「歴史ミステリー」として繰り返し映画や時代小説のネタになる宮廷陰謀ドラマの展開なわけです。 ところで、ご覧いただいた皆様、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.24 01:17:28
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