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カテゴリ:映画「シネリーブル神戸」でお昼寝
デビッド・O・ラッセル「世界にひとつのプレイブック」シネリーブル神戸 今週から、当分は「ギャガ・アカデミー賞受賞作品特集上映」鑑賞週間と腹をくくって通っています。金曜日の今日で5本目でした。今日から上映開始時刻が1時間ほど早くなっていて、チョット助かります(笑)。
見たのはデビッド・O・ラッセルという監督の「世界にひとつのプレイブック」でした。2013年のアカデミー賞に、あれこれノミネートされて、パット(ブラッドリー・クーパー)とティファニー(ジェニファー・ローレンス)という、まあ、 ぶっ飛んだカップル! のティファニー役だったジェニファー・ローレンスさんが主演女優賞を獲得した作品だそうです。題名ですが、邦題はもちろんボクには意味不明ですが、原題の「Silver Linings Playbook」を直訳しても、「立派な脚本」とかなのかと、困惑するだけでしたが、要するに、 ちょっと過激なラブコメ でした(笑)。ハイ、二人のお話は世界に一つだけ、まあ、そういうことのようです(笑)。 で、感想ですが、はい、面白かったですね。パットのおやじとおふくろさんを演じていたロバート・デ・ニーロとジャッキー・ウィーバーのカップルも、かなり、ぶっ飛んでいて、笑えました。 ただ、主人公のお二人が、原因はともかく、「ご病気」であるという設定で、新たな人間関係の受容によって、社会生活を回復していく過程を「笑い」で描こうとしているように見える所に、チョット、違和感を持ちましたね。 人間の相互理解がもたらす「解放」の「可能性」を描いているわけですから、文句をつける筋合いはないのかもしれませんが、ボクにはひっかかりましたね(笑)。 で、なかなかユニークな女性を演じていたジェニファー・ローレンスさんの女優賞には、もちろん、文句はありませんが、もう一人のユニークな人物、主役のパットをくりかえし眺めていて、 えーっ??? でした。ブラッドリー・クーパーって、この人、昨年見た「マエストロ」(クリックしてみてね)の バーン・スタインやんけ!(笑) まあ、10年以上も前の作品ですから、ブラッドリー・クーパーさんも、当然、お若いのですが、映画って、化けるんですねえ。いや、ほんと、笑っちゃいましたね。 というわけで、まあ、それほどこだわることなく、楽しい後味で、拍手!でした。 さて、私設アカデミー賞週間、次は何を見るのでしょうね。楽しみですね(笑)。 監督・脚本 デビッド・O・ラッセル 原作 マシュー・クイック 撮影 マサノブ・タカヤナギ 編集 ジェイ・キャシディ クリスピン・ストラザーズ 音楽 ダニー・エルフマン キャスト ブラッドリー・クーパー(パット) ジェニファー・ローレンス(ティファニー) ロバート・デ・ニーロ(パット・シニア 父) クリス・タッカー(ダニー 病院の友達) ジャッキー・ウィーバー(ドロレス 母) アヌパム・カー(ドクター・パテル) シェー・ウィガム(ジェイク) ジュリア・スタイルズ(ヴェロニカ) ジョン・オーティス(ロニー) ポール・ハーマン(ランディ) 2012年・122分・G・アメリカ 原題「Silver Linings Playbook」 公開日 2013年2月22日 追記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.16 22:05:37
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