デイミアン・チャゼル「セッション」シネリーブル神戸 今日は2024年、2月24日の土曜日です。3連休の真中で、人が多そうなのですが、「ギャガ・アカデミー賞受賞作品特集上映」鑑賞週間ときめた週なので、ガンバリマス!(なんのこっちゃ!)「なあ、セッションって、見たことある?」
「あるある、テレビでやってた。なんか、苦しいねん。」
「なんや、苦しいって?」
「そやから、見てて、もう、息つまるねんか。でも、最後はよかったと思うで、見といで、見といで。」
というわけで6本目はデイミアン・チャゼル監督の「セッション」でした。
ナルホド!
息がつまるというか、そこまでやるかというか、まあ、納得ですね。
ジャズ・ドラマーになりたい青年の、なんというか、まあ、典型的なビルドゥングス・ロマン、あしたのジョーならぬ、明日のアンドリュー!
という感じでした。ジョーの才能を見つける丹下段平役が、フレッチャー先生ですが、これが鬼でした(笑)。 楽器がドラムなので、テンポのことを異様に厳しく指摘するのですが、悲しいかな、ボクにはスクリーンから鳴ってくるリズムの違いが全く分からないわけで、なんだかわからないまま「息がつまる」シーン
の、
これでもか!これでもか!
の連続でした。
「見てきたで。」
「よかったやろ。」
「うん、苦しい、息がつまるの意味、ようわかった(笑)。」「ヤロ!」
「あんな、元の題のWhiplashって、ムチやん。才能のある若い子にはムチやねん(笑)。」
「そうなん?そんなんいややわ。でも、タイガースの佐藤には要るな。」
「うん、ほっとくとクーラーに行くらしいから。ほんで、帰って来ながら気がついたんやけど、この映画のデイミアン・チャゼルって「ラ・ラ・ランド」の人やんな。ウケ方知ってはるいう感じやな。ラストも、思わず拍手!やし」
というわけで、無事、独り立ちしたアンドリュー君とちゃんと怒ったニコルさんに拍手!でした。
若いっていいですね(笑)。
監督・脚本 デイミアン・チャゼル
撮影 シャロン・メール
編集 トム・クロス
音楽 ジャスティン・ハーウィッツ
マイルズ・テラー(アンドリュー・ニーマン)
J・K・シモンズ(フレッチャー)
メリッサ・ブノワ(ニコル)
ポール・ライザー(ジム・ニーマン)
オースティン・ストウェル(ライアン)
ネイト・ラング(カール)
2014年・107分・G・アメリカ
原題「Whiplash」
公開日 2015年4月17日
2024・02・24・no028・シネリーブル神戸no231
追記
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