名古屋旅行その4~常滑散策~
2日目は名古屋から少し離れてやきものの街常滑へ。ちょうど常滑クラフトフェスタというイベントが開催されていました。今年の3月で廃校となった旧常滑高校を会場に、屋内屋外スペースを活用してのイベント。屋外スペースではクラフト散歩市in常滑ということで、60人以上の作家さんたちが出展されていました。校舎の中でも地元常滑の陶芸作家さんの作品や常滑のなつかしい風景写真が展示されていたり、ちょっと文化祭の気分。なかでも印象的だったのが、名古屋芸術大学の学生による、使われなくなった机や椅子のリデザイン。さまざまなアイディアで机や椅子が別の作品に生まれ変わっているのがとてもおもしろかったです。旧常滑高校の隣りにはINAXライブミュージアムというものがあります。『世界のタイル博物館』『窯のある広場・資料館』『土・どろんこ館』『陶楽工房』『ものづくり工房』という5つの建物から成る施設。『世界のタイル博物館』ではさまざまな国の歴史あるタイルを見ることができます。色も形も想像以上にさまざまで、タイルの奥深さと美しさにどっぷりはまってしまいました。雨もなんとか上がり、「常滑やきもの散歩道マップ」を片手に常滑の街を散策。古いレンガ造りの煙突や窯のある風景が広がり、壁に土管や焼酎瓶が積み上げられている場所もあちらこちらに。たくさんある陶器の工房やギャラリーをのぞきながらの散歩。おもわず写真におさめたくなるような風景にたくさん出合いました。街全体からやきものの歴史を感じ取ることのできるすてきな場所。アンティーク雑貨のお店やカフェなんかもあります。たくさん歩いてかなりぐったりでしたが(わたし以外の3人はもっとぐったりだったかも…)、とても楽しい散策になりました。