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カテゴリ:こころがけしだい
気分、気持ちの変化は、他者からの影響と、自分の自我あるいは考え方の習慣の2通りが考えられる。前者の他者からの影響は目、耳などの五感を通じて入ってくるわけです。他者の振舞い&言動によって気分を害するのは馬鹿らしいかも。これを永遠繰り返していたらエンドレス、いつまで経っても進歩がない。 一次的に「遮断する。遠ざかる。」ことによって影響を受けないようにする。関わらない。だがこれ抜本的な解決とはならないだろう。 柳に風、受け流す。自分軸でないところからの雑音の影響は受けないようにする。波長を合わせない。だがこれは、己のマインドがとても柔軟にならないとできないこと。いますぐにはできない相談ですね。 思い煩うな、なるようにしかならん。 by 一休禅師 動物は本能で生きていると云われるが、 人間は「思考と感情」で生きていると云われる。 心は本能をコントールすることができるわけです。 心は思考も感情もコントールすることができるわけです。 思考はその人の心の習慣の影響下にある。 感情も少なからず心の習慣に左右される。 心の習慣がその人らしさというか、 繰返し、繰返しの反復が習慣となるわけです。 どんな習慣を身につけたがその人の特徴となるわけです。 その人らしさというか、その人の個性は 心(ここ炉)の炉に何を入れてきたかによってその性質が育まれる。 なぜなら、入れたものが出る。 鎔鉱炉に鉄鉱石を入れると出てくるのは鉄。 鎔鉱炉に黄銅鉱を入れると出てくるのは銅。 鎔鉱炉に金鉱石を入れないと金は出てきません。 心(ここ炉)とは どんなものを入れたか吸収したかが、思考になり言葉になり行動となる。 心(ここ炉)の質を変えるヒントがあります。 コロンブスの卵的な着想ですが、精神に障害を持った人達の集団生活、いわゆる施設での対人関係の処し方です。 というのは、「そのままでいい」という考え方であり、「問題だらけ」が当然ということであり、失敗しても「それで順調」、「それでいいのだ」ということです。 一般的に私たちは自分の価値観で、たえず相手の考え方や行動の是非善悪の判断をしています。自分の価値観に合わなければ、即座に非難、叱責、否定しています。上から下目線で相手を眺めているのです。こんなことを続けていると、人間関係はいつも対立的になるわけです。人間関係が悪化してしまうとつらい人生となります。精神障害施設「ベてるの家」で活動している人たちは、みんなが許容の心を持っていて、お互いにどんな問題を起こしても寛大な気持ちで対応できているそうだ。 相手の話に対しては、非難、否定、説教、指示をせずに、「あなたの話を聞いて、私はこう思いました。それで間違いありませんか」と相手の云った言葉を入れて上で確認型応答を取り入れるわけです。そうすることによって相手は自分事を寄り添って理解していると感じるようになるわけです。 ※ 確認型応答は日本対話法研究会の浅野良雄さんが開発して提唱しているコミュニケーション話法です。 #こころ #ここ炉 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023/04/02 03:12:32 AM
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