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「出稼ぎ」と云うと何を思い浮かべるでしょうか。東北地方の人が冬場の働き場所として東京に出稼ぎに出ると云うイメージがあります。現金収入の職場を生活拠点から遠く離れた場所に求める、季節労働とも云われる。私の故郷、群馬では子どもの頃、田植えシーズンになると新潟から出稼ぎ応援隊がやってきた。そして冬になると地域のみんなで瀬戸内地方にミカンの収穫応援に働きに出たそうだ。どうして瀬戸内海地方への仕事先を探せたのか母に聞いたら、仕事の斡旋は農協でやっていたそうだ。 ハワイ観光に行ったのは25年位前だったろうか、ホテルでベッドのシーツ交換などバックヤードで働く人に話しかけたことがある。フィリピンからの出稼ぎであると知った。フィリピンでは人手不足のハワイに出稼ぎに来ている人達がいることを知ったわけです。今、日本では海外から職業研修生としての労働受け入れを行なっている。働き場のない、あっても低収入の職場しかない国々にとっては海外で働いて母国仕送りシステムとしての出稼ぎを推奨する国があるわけです。 近所にある本格インド・ネパールカレーに働くネパール人も日本への出稼ぎと知る。彼らの平均国民年収が57万円。日本の平均国民収入の7分の1から8分の1。ネパールからはインドや湾岸諸国などへの出稼ぎが主流なのだそうだ。ネパールから日本への出稼ぎはまだ少ない方だそうだが彼らは治安の良さで日本のを選んでいるとのこと。そして、まだまだ賃金格差があると云うことですね。 この時代の出稼ぎは、グローバル社会は地球規模でその格差から出稼ぎが行われているわけです。また紛争や戦争で外国に移住を決める人もあるわけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023/11/28 07:19:00 PM
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