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カテゴリ:ワクワク感
子どもの頃の行事を思い出します。来月の今頃になると年末の餅つきがありました。欅を彫り込んだ臼と杵で餅を撞くのです。わが家では隣りの母の実家で餅つきでした。台所では朝から竈門で餅米を蒸した蒸気の香りがただよってきて子ども心にも否が応でもテンションがあがったものでした。搗きたての餅を大根のおろし醤油で食べるのが恒例でした。 ニワトリ小屋で飼っている老鶏を一羽潰して鶏肉の煮込料理や雑煮餅のスープです。小正月(1月14〜16日)になると団子刺し。8畳の間に紅白の団子を木の枝に刺す。蚕を育てていたので繭型につくった団子もありました。 これらの行事はTV、ラジオのない時代から受け継がれてきた行事です。娯楽のない時代に育まれてきたイベントです。地域の神社でも村祭りが賑やかに行われていました。稲荷神社の秋祭りなど地域の青年団が中心になって盛りあがった祭りだったが青年は工場に勤めるようになって青年団活動も尻つぼみとなってしまったようです。会社社会になり地域社会が分断化に向かい、地域の行事は衰退化の一途でありましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023/11/29 09:51:13 AM
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