新しい年を迎えて
平成がもう26年になった。早いというか、いったい何をしていたのだろうかと思うくらい夥しい歳月が、わたしの頭上を通過していた。泣いても笑っても、辛くても楽しくても、時間の経過というものは非常なもので、そんなことにはお構いなくで瞬時に過ぎてしまう。昨年は少し辛いことがあった。でも、そう言うことは本当は些細なことで、人から辛く当たられるなどというのは、世間では日常茶飯事な出来事なのだろうけれど、ちょっと滅入った。人の感情を昂ぶらせるのも、壊すのも、至極簡単なことだと思う。本当にそう実感した。まさか?このわたしが?苛め?自問自答を繰り返し、己の内面と対峙する。しかしながら、中々気持ちが浮上できない、コントロール不可なのである。泣いてみたり、笑ってみたり。けっと思ったり。でも、新しい年は開けた。今朝、ベランダから見える初日の出に柏手を打ったら、少し落ち着いた。そして、もう少し頑張れそうな気がした。