まにあわせのお弁当袋
明日は保育園の遠足です。珍しく、夜、子ども達と一緒に寝てしまわずに、遠足の用意をしていました。だいたい、前から遠足グッズはそろえておいたので、大丈夫。そう思ってお弁当箱や箸を出していると……。そういえば、大豆のお弁当箱を入れる袋がない!お弁当箱だけなら、一時長女の真芽が使ってすぐ使わなくなったアンパンマンのコップ入れで入るけど、スプーン・フォーク箱が大きすぎて入らない!!のです。お姉ちゃんたちのキティちゃんやディズニープリンセスの袋ならあります。でも、大豆は男の子。一瞬、大豆はキティ好きだしいいかな~という思いがめんどくささと重なって頭をよぎりましたが、いやいや、本人がよくてもまわりから見るといくらなんでも可哀想だと思い直し、階段を駆け上がり、布やらミシンやらを引っ張り出しました。布は、女の子ものならいくらかありますが、男の子でも可なのは、アンパンマンのガラくらいです。しかも、残りわずか30×24.5センチ! どう考えても、ギリギリです。失敗は許されません。けど、幸いなことに、ヒモは十分足りるだけ見つかりました。ほっ。次に、縫い方を考えないといけません。わずかな布で、効率よく縫わないと、とうてい出来上がらないでしょう。そこで、100均で買った袋なら、少ない布で簡単に縫ってあるに違いないと思い、小豆の使っている100均袋を持ってきました。なんとラッキーなことに、その袋が余り布でできる形です。ひっくりかえして参考にしながら、分からない部分はテキトウに縫っていきました。ただ、ミシンの調子の悪いこと悪いこと!縫い目がとんだり、下糸や上糸が強くなったり、縫い目がグチャグチャになったり、無茶苦茶です。ミシンの調子がこんなでなければ、10分かそこらで縫えるのに…と負け惜しみのようなことを考えつつ、縫っては解きを繰り返し、1時間近くかかって、やっと縫いあげました。そして、ヒモを通そうとすると…2本目が通りません(T_T) これは、ミシンのせいではありません。あきらかに、自分の失敗です。どうやら、折り目を節約しすぎたようなのです。それでも、なんとか、無理やり通しました。そんなこんなで、やっと出来上がったこの袋。今まで作った袋の中で、一番思い出深いものになりました。それにしても、今更ながら、袋の縫い方を調べてみないといけないわぁ。いつもテキトウに縫っていて、進歩がないからね~。