道に迷って、今、蘇州・・・

長いようで短かった日曜日、
短いよう長かった日曜日。
濃密な時間もいよいよクライマックスです。

普段ならぶらっと思いつくままに旅を満喫も良いですが、
何処へ行くか、
何時に行くか、
次に能登に来るチャンスがあるか分からないスタッフのために、
次日本にいつ来られるか分からないスタッフのために、
考え抜かれた観光プラン。

最後の最後まで顔を上げれば・・・

空には澄んだ青い空。
こういう雲の形は何雲というのでしょうか！？
真っ青な雲一つない空もいいけれど、
どんよりした厚い雲ではないこういう雲は絵になるので、歓迎です。

「海を見たい」という大陸の沿海都市部ではないスタッフの切実な願望。
そんな彼女達の思い描く「海」とは、
やっぱり砂浜の広がった海。
最後の最後に向かったのは・・・



どこまでも続く砂浜と、青い空に青い海です。
日本でも唯一だという、
車で走行可能な砂浜だそうで、「千里浜」というのだとか。
名前負けを感じさせない砂浜は何処までも続いていて、
何キロ続いているのか分かりません…

夏休み最後の日ということで、
遊びに来ている人は決して多くはありませんでしたが、
それでも、家族連れ、夫婦、カップルの姿が車付きで見られました。



海を目の前に、ローカルスタッフ大はしゃぎです。
靴を脱いで、ズボンを捲り上げて、迷うことなく海へ。
1日ずっと海三昧。
十分に海を満喫していた最後の最後で、
彼女達が思い描く、いわゆる「海」に興奮はまさにピークです。
彼女達が喜んでくれて何よりです。

ちなみに、この千里浜。
石川県では有名だそうで、
恋人とのデートコースとしても有名だとか。
そりゃぁ、砂浜に車を乗り付けて、
一緒に夕陽なんて見た日には、反則です。



徐々に日が傾いてきました。
西日も気持ちが良いと思える砂浜でのひと時。
とても穏やかな海に1日の役目を終えた太陽が沈んでいく・・・
徐々にはしゃいでいた彼女達も、
気のせいかしんみりと海辺を散歩。



海に沈む夕陽というのは初めて見た気がします。
海の表情が変わるひと時。
驚くほどに太陽が沈む速度が速く、びっくりです。
良く気象台の録画を早送りした映像がありますが、
まるでそれを見ているかのよう。
あっという間に雲に隠れ、あっという間に雲から顔を出し、
あっという間に水平線へと沈んでいきました。
その間、ほんの5分程度でしょうか・・・


まるで夏休みの夜に花火を楽しみ、
最後の線香花火が消えてしまった瞬間のような感覚。
出張のこと、仕事のことを忘れ、
まるで夏休みに友達と旅行に来たその1日が、
線香花火の火が消えるように、
夕陽が水平線に消えたとき、
「あぁ、終わっちゃった」と。

朝日と夕陽、
朝日には朝日の良さが、
夕陽には夕陽の良さが。
1日の楽しかった余韻をかみ締めながら、
しみじみとした思いで足の裏の砂を落として帰路に着いた4人でした・・・


来週の月曜は中秋節。
今年から5月のGWの大型連休が分散され、
新しく休みになった休日です。
３連休と言うことで、旅行する人も多いのでしょうか。
国慶節含め、自分の予定は・・・
どうしたものか検討中です。
人気blogランキング