輪島を廻る
8月27日から9月2日まで6泊7日で日本出張に。今回はちょうど週末をはさんだのと、ローカルスタッフを連れていたということで、日曜日に日本海へ行って来ました。石川の工場に勤めていていつも一緒に仕事をしている人が、しっかり濃密なアテンドをしてくれて・・・「海を見たい」という夢を抱いていたローカルスタッフも大大満足。自分も久しぶりの海に仕事を忘れて素で満喫。朝ホテルを出発し、車を走らせることしばし、あっという間に車窓には・・・澄んだ青い空と青い海です。前日までは全国的に「ゲリラ雷雨」。岡崎市が自衛隊を派遣依頼をしなければいけないその時、自分達もまさに岡崎市に宿をとっていただけに、この青い空は最高のお土産。久しぶりに見る青い海。毎晩4時間程度と睡眠不足も、寝るのも忘れて車窓を満喫です。気心知れたメンバーでの旅行ということで、一層車内も賑やかでした。最初に案内してもらったのは、能登半島先端に近い「輪島の朝市」。輪島は言わずと知れた「漆塗り」が有名なところ。漆塗りの食器やアクセサリーなどのお土産屋さんも沢山ありましたが、自分の目が行く先はどれも食べ物。輪島の朝市は子供時代(小学生?)に家族で来て以来。買ってもらった(?)もらった(?)、飾りひょうたんを嬉しそうに埼玉の家に飾っていた記憶があります。12時頃には露天に並べたお店を畳んでしまうということ、朝市。自分らが到着したのは10時過ぎでしょうか。一番賑やかな時間。といっても、8月31日(日)、夏休み最後の日ということでか、そんなに混んでいなくて、ちょうどいい賑わい。おばちゃん、おばあちゃん達が、思い思いの手作り品を道に並べて、気さくに話しかけてきてくれます。手作りの草鞋やお守りの唐辛子の飾りものなど。足のお守りというミニ草鞋は1個100円で可愛らしく、足の不自由な高齢の観光客に大好評のご様子。もちろん日本海ということで、海鮮物も充実。中でも干したアワビは超が付くほどの美味。100グラム6500円という驚きのお値段。自分は複数のお店で試食のみ。同じお店で2回の試食は気が引けるので・・・お店の人が他の人と話しているその後ろから手を伸ばし、日本海の幸を満喫させてもらいました。他にも、岩のりやスルメイカ、塩辛なども。塩辛もとっても美味しく、買って帰りたかったけど、パックが簡易なもので断念。代わりに岩のりをお土産に。しばらくは白いご飯のお供に楽しめそうです。自分の視線の先は食べ物ばかり。ローカルスタッフの視線の先は飾り物など。ただやっぱりお値段が高いと感じるようで、見て楽しんでいました。ただこういう朝市とか露店は見ているだけでも、十分面白いので、しっかり楽しんでいたご様子。東京とか名古屋とかの大都市では見られない光景ですからね。日本の「田舎」もしっかり満喫です。ただ見ているだけではちょっと淋しいので、食べ歩きに試食をしたり、輪島名物という「えがらまんじゅう」を食べたり、これまた能登では有名らしい「いしる」(魚醤)で焼いた竹輪を食べながら、輪島の朝市の雰囲気を満喫です。日本に住んでいてもなかなか行けない能登半島。せっかくの休みにもかかわらず、1日観光プランを練り上げてくれて、一緒に楽しんでくれた同行日本人に感謝感謝です。ローカルスタッフも100点満点と大満足の休日でした。ちなみにローカルスタッフは2名とも初めての日本、初めての外国。いろいろ感じるところがあったようです。街がきれいとか、空が澄んでいる、さらには大都市のサラリーマンの姿からも何かしら感じたようで。やっぱり自分の目で見るのと聞くのでは違うことを実感。とにかく移動がハードで、連日ホテルに着くのは夜の10時過ぎといった出張でしたが、仕事のことはもちろん仕事のこと以外でもいろいろ感じてくれたようです。輪島の朝市の後には、しばし車を走らせて、お昼ごはん。さすがにローカルスタッフは生物には手が出せませんでしたが、自分はしっかり「海鮮丼」を満喫。これまた味付けが「いしる」ということで、今まで食べたことのある海鮮丼とはまた一味違う美味しさ。やっぱり魚は日本海が美味だと実感です。この後向かったのは、ローカルスタッフ希望の「海」です。さて自分達の見た海はいかに・・・先日大学時代の弓道部の後輩からメッセージが。卒業以来会ってないから、もう7,8年経つのでしょうか。月日が流れるのは早いなぁと旧友と音信を取る度に実感です。中国は蘇州に来て4年半、どんどん浦島太郎になっていく自分です・・・人気blogランキング