惜しい!惜しすぎる!
いやぁいい試合だった。結果引き分けたわけだけれど、ブラジルなんのその。4-4-2は非常に機能していたと思う。開始早々の加地のオフサイドがビミョーだったなぁ。1失点目は見事というほかはない。ロナウジーニョ、ロビーニョの「ニョニョ」コンビが一枚上手ということだ。あんなのを日本に見たいな。中村のミドルはすごかった!あの距離は得意だな。2失点目はロナウジーニョのマークが甘かったのが悔やまれる。川口も触ってはいるんだがね~あの辺のコースの厳しさはさすが。やはり中村だ。今回は非常に集中できていたと思う。あの時間、あの土壇場で、あのフリーキックだ。ポストに跳ね返ったボールを押し込む大黒の反応も見事。あわてず、ふかさず、冷静にシュートした。あっぱれ。最後の最後、惜しいヘディングもあったが、もう少し右ならばなんてのは贅沢な考えかな。今回のコンフェデの3戦で日本はまた一つ成長したと思う。メキシコ戦での負けから学び、ギリシャ戦で見えた集中力の切れが、ブラジル戦では修正されていたと思う。先制されても追いつき、突き放されても後半43分という時間帯に追いつく粘り強さ。集中力が切れない証拠だろう。大黒が言った「ボランチより後ろは普通ですわ。」実に頼もしい。ブラジルを大きな壁と思わない意気が見える。実際ひけはとっていないし、互角以上の戦いをしたと思う。ブラジルはもう雲の上じゃなくなったのだ。