こちら大和民族防衛隊対馬防備員です

女優の大原麗子さんが、
ギラン・バレー症候群に罹った。

まぁ、報道のあり方についてはいつもどおり苦言を呈せずにはいられないのだが、
苦しんでいる本人をさておいて、
聴きようによっては、
「一月二月あれば治りますよ」
と受け取られかねないことを言っている。

自分がなってみろ。

ところで、

今回のテーマは、

ギラン・バレー症候群とはなんぞや？

・自己免疫疾患である。
・日本では特定疾患に認定された指定難病である。
（指定難病とは、医療費の個人負担が発生しないほどに原因究明や治療が難しい病気）

発病する前に、
キャンピロバクターなどの細菌に感染している。
（キャンピロバクターは陸上でとれる食物ならなんにでも付いてる細菌）
その結果発生した抗体が自己の末梢神経を攻撃するという仕組み。

年間の発病率は１０万に１～２人とされるが、
正味誰にでもかかる可能性がある病気である。
だって原因が誰にでもなる食中毒菌であるのだから。
（オイラも大学生時代、夏にバイトしまくって体調崩した時に感染した程キャンピロバクター自体には特殊性はなくむしろどこにでもいるものである）

症状は、
風邪をこじらせた状態から、
運動神経障害が下肢から筋力低下という形でやってくる。
場合によっては呼吸筋の低下により人工呼吸器が必要な場合も。

予後は比較的悪くはないとのこと。
しかし今回の場合のように、
思わぬ事故が起きかねない。



ちなみに、
自己免疫疾患の中には、
関節リウマチ、
アレルギーなどがある。