こちら大和民族防衛隊対馬防備員です

今日一人の利用者が亡くなりました。

オイラも３年近くこの業界で働いていますが、
勤務中に亡くなった方を見たのは初めてです。

この日は顔を一度も見ることなくそのときを迎えてしまいました。
普段はよく食事介助などをしていたのですが、
ここ１ヶ月は食事も誤嚥する可能性のほうが強いということで、
控えており点滴生活を送っていました。

コールが鳴り行ってみると、
「血圧計を他の看護師に持ってくるように」
との看護師の声。
まさかそれがそのあとのハートコール、
そしてその後を迎えるものに繋がっていくとは思っていませんでした。

結果としてその方はお亡くなりになったわけで、、、

今日は午後はホール番であり、
なかなかお顔を見ることも出来ず、、、

徘徊する利用者さんにくっついて部屋を眺めると一応形だけの酸素マスクがついており、
（医師が来るまでは死亡の判断を下せないので）
傍から見たらただ眠っているだけのように感じました。

初めてだったからかもしれませんがまだなくなったという実感が薄いです。
他の職員は皆涙目でいたわけですが、、、


利用者の方たちも何がしかを感じたのかもしれません。
一時暗くなる感じがしました。

「皆まで暗くなることはない」
と一喝し訳の分からん踊りなどしてしまったわけですが、
ある意味そうでもしなければ自分も状況を飲み込めなかったのかもしれません。

たまたま今回お昼の３時過ぎだったのでよかったのですが、
夜勤中だったらパニックに至っていたのかもしれません。








転勤する前の職場にいたときある利用者さんが、
トイレで転倒し方を脱臼する事故がありました。
そのとき課長を除く全員が現場に急行し、
あとで課長が、
「俺も行きたかったけど全員行った以上誰かは残ってななぁ」
と仰ったのを今でも覚えています。

それ以来何かが起きてもどちらかというと現場より残っているほうを選んでいます。
最悪なのは連鎖というかそのときにしなくてもいい事故を起こすことですから。

今日も結果的には一時的であれホールにポツーンと職員としては一人だけの状態になりました。
しかし自分はこれでいいと思いましたし、
そういう役割をする人間も必要なんだと思いました。

どうやら最前線にいるよりも後方支援のほうが向いているのかもしれません。

何書いているのかよくわからなくなってきたので今日はこの辺で。




御冥福お祈り申し上げます