SMILE DIARY

監督：ニール・ジョーダン
出演：キリアン・マーフィ、リーアム・ニーソン

ストーリー：北アイルランドに隣接する小さな町に生まれたパトリック（キリアン・マーフィ）は、子供の頃から女装癖があり、家族から疎まれていた。
そして本当は自分は街の神父の子供であり、母親は故郷を捨てロンドンへ出て行ってしまったことを知る。
繊細で空想にふけることの好きなパトリックは、自分が作り出した神話の中に存在する聖人”キトウィン”であると思いこむようになる。
成長した彼はとうとう街を出、母親探しの旅に出た・・。

一人で家を飛び出したキトウィンに降りかかる出来事は決して楽しいことばかりでなく、散々悲惨な目にあうのだけれども、彼はいつでも落ち込むことなく、立ち上がる。
すぐに人を好きになって、裏切られて、傷ついても、彼の心は汚れない。

IRA（アイルランド独立闘争を行った武装組織）に関する事件や、シリアスな出来事もあり、扱いによっては深刻なストーリーになりそうなのに、この作品はあくまで楽しくて可笑しくてちょっぴり切ない。
それはキトウィンの「シリアスって言葉は大嫌い」という性格のせいでもあるし、音楽の効果も大きいと思う。とてもポップで軽やかで楽しい音楽が随所で効果的に使われていて、とても心地がいい。

しかし・・ブライアン・フェリーは変な役で出てましたね～(^^;)

キリアン・マーフィーは「真珠の首飾りの少女」に出演していたと聞き、ああ、あの可愛い男の子は誰だろう、と思っていたのが彼だったのね～　と　初めて分かりました；；

衣装なんかも楽しくて、また一つ私のお気に入りの映画が増えましたわ～ｖｖ

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